高等部3年生の修学旅行は5月に愛知方面への2泊3日での実施を予定していましたが、新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、計画を変更しました。
大阪府内にて11月4日・5日の1泊2日での実施とし、無事終了することができました。
宿泊先は今年7月オープンしたばかりの泉南りんくう公園ロングパーク内にあるホテル「SORA RINKU」。
一日目、出発式を終えると通学バス2台に乗り込み鶴見緑地水春前へ移動、大型観光バス2台に乗りかえ「SORA RINKU」に向けて出発しました。
1時間ほどで到着し、「SORA RINKU」に入所式と荷物の搬入を済ますと、ホテル裏のビーチに出て大阪湾と関西国際空港を眺めながらお弁当を食べました。風が少しありましたが、雲一つない清々しい秋晴れ!映える景色を背景に生徒たちの様子をたくさん撮影してしまいました。
食後、ビーチで楽しくダンスやゲームを兼ねた準備運動をした後は一日目のメインイベント、都市型アスレチック「ハートスロブ」にチャレンジしました。
コロナ禍ということもあり、本校だけでの貸し切り対応をしていただき、とても安心して活動することができました。ハーネスを着けて上部をめざした生徒たちは各々の限界にチャレンジして楽しんでいました。地上にあるアスレチックを選択した生徒たちは目の前のアスレチックを楽しみながらも頭上でチャレンジする友だちを見つけては声援を送るなど、どちらのコースの生徒もエキサイティングなひと時を過ごしました。
海に沈んでいく夕日を眺めつつゆったりと大きなお風呂に入り、夕食を済ませた後は、広い会議室でのレクリエーションが始まりました。Ⅽ2クラスの生徒も入って全員でのチーム対抗借り物競争や、ダンスで大盛り上がりでした。
二日目、一日目同様の秋晴れとなりました。朝食後あまりに気持ちがいいので人工芝のサッカーグラウンドを借りて朝の集いを行い、その後はサッカーをしたりリラックスして人工芝の感触を確かめたり、陸上競技大会に向けて練習をしたり、思い思いの過ごし方を楽しみました。
「SORA RINKU」に別れを告げ、バスに乗り込み「やぶ果樹園」に行きました。二日目のメインイベントは果樹狩りです。ミカンと柿が収穫シーズンを迎え籠いっぱい持ち帰ることができます。もちろん、もぎたてをその場で食べることもできます!どの木のミカンがおいしいか、どの辺の枝のミカンがおいしいか、吟味を重ね、試食を繰り返し、籠に収穫していく生徒たちが印象的でした。生徒たちは真剣そのもの、風の音しか聞こえない時間が生まれるほどでした。
昼食後、少しゆっくりしてからバスに乗り込み、行きとは逆のルートで帰校しました。
生徒たちは大きく体調を崩すことなく、すべてのプログラムを実施することができました。
修学旅行前に生徒と教員が、活動内容や感染予防を考え、準備したことで充実した二日間を過ごすことができました。