本年度は、府の「パッケージ研修」を受け、府教育センターの支援を受けながら学校全体で授業改善に取り組んでいます。 おかげさまで、年間計15回の公開・研究授業を実施しました。また、平成26年度に府より「経営支援推進費」をいただき全HR教室にプロジェクターを設置したことから、格段にICT機器の活用が進みました。生徒の「ICT機器活用満足度」(学校教育自己診断)は91%となっています。(H27 80% H26 65%)
どの授業も生徒の興味を引き付けるための工夫を凝らし、見学する私たちも十分楽しめるものとなっています。自分の教科だけでなく、他教科の授業を見ることは楽しいだけでなく、たくさんの学びがあります。
現在、国のほうでは小中高・大学そして大学入試改革といった一貫した教育改革が行われようとしています。授業も、これまでの講義型から「話す、書く、発表する」等の参加型へとシフトしていくことが求められています。ただ、授業のすべてはじめから終わりまでをアクティブにというよりは、必要に応じて使い分けていくことが大切ではないかと思います。個で考え時間とペアであるいはグループで考える時間をバランスよく組み込むことも大切です。
今後、本校でも学校全体でさらによりよい授業のあり方を追求していきたいと考えています。学校教育自己診断でいただいた貴重な意見を踏まえながら、本校生にとって力のつく授業をめざします。乞うご期待!