「北やん、先日、奈良県で近畿盲学校弁論大会ってのがあってな、うちから2人の生徒が出場してん」
「へ~、それで成績はどないでしてん」
「2人とも練習の成果を出してくれて、ワテは1位やと思ったんやけどな、結果は3位やった。でもな、1位、2位とそんなに変わらへんと思うで」
「まあ結果はしゃあないけど、よう頑張ったちゅうことやな、校長はん」
「ほんまによう頑張ったで、二人とも声量は満点やったと思うで、来年に向けて、一人は3年生で卒業やけど、もう一人は2年生やし、ほかの生徒もまだまだ期待できるしな、がんばってほしいな来年は」
「せやな、がんばれ~!」