それぞれの休日

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英国交流6日目。日本では七夕ですが、生徒たちの間ではそんな話題も全くでないほど、すっかりこちらの生活になじみつつあるようです。今日は最後の週末をホストの生徒たちと経験します。

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朝はさわやかな晴天。小鳥のさえずりと、はっきりした陽の光で目を覚まします。窓の外からは町の様子が見えます。今朝は町も明るい陽射しに包まれ、海と空が青く輝いています。窓を開けると、さわやかな風が部屋に吹き込んできました。空気が乾燥しているので、日中、窓を開けて部屋をでると洗濯物もよく乾きます。

こちらは今、とても陽が長いので朝早くから夜遅くまで明るい時間が続きます。一日の活動のスタートはだいたい9時前後なのですが、夜10時くらいまで普通に屋外で活動できるくらい明るいです。今日も一日、ホストの生徒たちと町を歩いたり、国立公園(いたるところにある気がします...)に出かけたり、という一日になります。

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何人かのグループで遊びに出かけたところもあったようです。これはAberystwythの海岸を南に行ったところにあった風景です。何となく異国情緒を感じる風景です。

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ある生徒はバーミンガムまで列車に乗って出かけました。中華街のようなところがあって、昼食は中華料理を食べたそうで、英国に来て中華料理を食べるとは思わなかった、と貴重な体験を語ってくれました。

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一緒に行動していたグループのお昼ご飯です。豪華な食事となりました。

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別の生徒は、Aberystwythから離れたところに住んでいるホストとともに、ローカル鉄道の旅を楽しみます。

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このグループは、夕ご飯はバーベキューだったようです。帰ってきて報告を聞いていたのですが、服や髪の毛がいぶされて「バーベキューをしてきた」ということが話を聞かなくてもわかるほど匂いが染みついていました。

冒頭で七夕のことを書きましたが、その後生徒たちに聞くと、ちゃんと覚えていたようで(あたりまえですね)砂浜に「七夕」と書いてきたそうです。休みの日も、日本の文化と英国の文化の違いについていろいろと考えさせられたり、紹介して来たりと充実した時間を過ごしたのではないでしょうか。

おまけ:

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私たち(教員)は、現地のスタッフの案内でAberaeronの町に行ってきました。Sea Food Festivalが開催されていて、ものすごくたくさんの人で溢れていました。写真は英国の料理コンテストで優勝した料理人の調理の様子です。

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午後からはこれまで英国交流でお世話になった先生方と会ったり、Penglais校の新しく9月から就任する校長先生のお宅に招かれたりしました。帰り道、Penglais校の生徒の家に寄り、ウェールズのハープ演奏を聞かせてもらいました。とても伸びやかで素晴らしい声で歌いながらの演奏でした。また、たくさんのコレクションを見せていただいたりしましたが、最後に1700年代に作られたハープを見せてもらいました。

明日は、午前中早い時間からのお出かけとなります。スノードン山にのぼり、スレート博物館、ハーレック城の見学などをし、ふたたびAberystwythの町に戻ってホストと夕食をいただきます。英国交流もいよいよ残り半分となりました。火曜日からは、これまで日本にいる間に用意してきた様々な文化紹介をできるだけたくさん披露できれば、と思います。

投稿者
久保田鈴之介
コメント

みんな楽しんでいますね。昨年大手前高校に訪問してくれた懐かしいみんなの顔も見ることができて、嬉しいです。日本は昨日七夕でした。何年振りかの晴天で、空がウエールズ迄繋がっていることを改めて感じる夜でした。