英国での最後の一日

7/12

英国交流11日目の半日分の様子(といっても現在17:25ですが)をお届けします。

午前中は中国語の授業に全員で出席した後、Aberystwythの町をみんなで散策します。その後、学校の食堂での最後の昼食をいただき、残った最後の時間はホストを務めてくれた生徒たちと夕食、そして最後の別れの時間を楽しみます。

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今朝も快晴。とても気持ちの良い朝です。結局天気が崩れたのは到着した日と、次の日の午前中まで。滞在中はほぼ晴天に恵まれ、最高気温も25度前後で少し日差しが強いのか、暑く感じることもあったくらいでした。

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毎朝の食事をいただいた大学のカフェテリア。今日でこの場所での朝食も最後です。最初の数日はものすごくたくさんの人がいたので(体験入学的なものがあったらしいです)先行きが不安だったのですが、最近はゆっくりと朝食をいただくことができて、毎朝心静かな朝食時間を過ごしていました。

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昨日、記念植樹をしたまわりには、丁寧に囲いをしてくださっていました。

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中国語の授業に参加しました。中国語の学習に入る前に、国際コミュニケーションについての興味深い講義と、中国語についてのいくつかのクエスチョンがありました。大手前の生徒も前に出て答えます。

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その後、Aberystwythの町を歩きます。大手前生たちも、最近はすっかりこの町に慣れていて、ホームタウンのように町を練り歩きます。

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男女のグループに分かれて、それぞれにPenglais生がついてくれての町歩きになりました。

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男子グループは1ポンドショップ(100円均一ショップのようなもの)で、どんなものが売られているのか、興味深く探検して回りました。

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1ポンドショップの前にて記念撮影です。ちなみに、店の中はとてもたくさんの人で溢れかえっていました。

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バスに乗って大学まで戻り、そこからさらに徒歩でPenglais校まで戻ります。

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Penglais校の食堂の様子です。たくさんの生徒で溢れています。食べ物は、どれもおいしくていつもどれを食べるか迷ってしまいます。

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先ほどの場所でお皿に料理をよそってもらい、清算を済ませた(といっても大手前生はフリーで通してもらえるのですが)後、テーブルにて美味しくいただきます。この食堂では、デザートのパイやケーキにカスタードをたっぷり掛けたものが私のお気に入りでした。カスタードがそれほど甘くなく、さっぱりしていてクセになります。

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食後は、校舎横にあるテニスコートでたくさんのPenglais生がテニスを楽しんでいました。なぜかアスファルトのコートなのが気になりますが...

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いつもの控室で休憩していると、Penglais校の先生がやってきて、記念品をそれぞれの生徒たちに手渡してくださいました。

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いただいた記念品のひとつが、Penglais校の制服となっているポロシャツでした。さっそくみんな袖を通し、歌を歌って盛り上がります。そうこうしていると、歌の途中に新しく9月から校長を務める新しい校長先生がやってこられて、みんなと一緒に手拍子を取りながら参加してくださいました。

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この時間で最後の別れとなる生徒もいて、思わず涙がこぼれます。

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ソーラン節に使った法被に、メッセージを書いてもらっていました。新しい校長先生も気さくにメッセージを書いてくださいました。

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法被にはたくさんのメッセージが寄せられました。

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最後には、新しい校長先生が自ら演奏しながら歌ってくださいました。OASISの曲を演奏してくださったのですが、とても恰好が良かったです。

 

さて、これで本当に英国からのブログ更新は最後となります。前回の記事が最後だと思ってメッセージを寄せてくださった方々、ありがとうございました。今回の英国交流について、一人の付き添い教員として感じたことを簡単に書いて最後の閉めとさせていただきます。

まず、Walesの景色の雄大さと緑の多さには本当に感銘を受けました。自然の中に人が暮らしている、ということを常に感じながら生活できる、とても恵まれた場所だと思いました。また、食べ物もとてもおいしく、事前に聞いていた情報とは全く異なる食文化がそこにはありました。実際に来て、体験してみて初めて実感しました。

今回は大手前高校の派遣団からもたくさんの生徒に話しかけることをこころがけました。特に途中から中学生たちに「こんにちは」と言われたのをきっかけに「こんにちは運動」を行い、結果として多くの人たちから関心を持ってもらい、「こんにちは」という挨拶をもらうことがとても多かったように思います。最終日は、食堂に並んでいると、「写真をとってくれ」と頼まれたりもしました。

今回の英国交流が、派遣された10名に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。しかし、彼らは大手前高校に帰ってから、体験したことを周りに伝え、外に目を開くことの大切さを伝えていってくれるはずです。10名のみならず、もっと多くの生徒たちにとって有意義であったと思える英国交流とするためには、むしろこれからの頑張りにかかっているのは間違いありません。自分自身も、今回体験したことをたくさんの人と分かち合いたい、という気持ちでいっぱいです。

最後になりましたが、今回の英国派遣で事前の調整から滞在中のケアなど、様々な面で支えていただいた大手前高校のスタッフと、Penglais校のスタッフに本当に感謝しています。この英国交流が、ますますよい形に変化していって、国際交流のモデルとなるような取組になれるように育てていければ、そしてそのお手伝いができれば、と思います。

どうもありがとうございました。これで英国からの報告を終わります。

KIM

投稿者
OM
コメント

毎日たくさんの写真をアップしていただき、また滞在中の様子を読ませていただいたお蔭で、日々の様子を知ることができました。本当にありがとうございました。貴重な体験に参加させていただいたことに、娘も感謝している様子です。本当にたくさんの方々にお世話になったのだなぁと、感じております。明日、関空に無事到着されますように。