遠足に行きました。

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英国交流7日目の様子をお届けします。今日はホストとともにバスに乗って遠足に出かけました。スノードン山は時間の関係で登ることができませんでしたが、スノードニア国立公園を散策し、スレートミュージアムを見学、その後ハーレック城を見学しました。

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今日はいつもより早めの集合。バスに乗り込みます。大きなバスなのになぜか後ろ4列に全員が乗っている...。聞けば英国でも同じような感じになるということだそうで、これは国に関係のない若者文化、ということなんでしょうか。

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Aberystwythを離れ北上します。しばらく走ると、雄大な渓谷の風景が現れます。

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丘や山があれば草原があり、草原があれば羊がいる。バーミンガムに到着してから、これが当たり前の光景です。

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ひたすらバスは走り、目的地に到着しました。国立スレートミュージアムです。このあたり一帯はスレート(頁岩)の一大産地です。スレートに関する展示などはもちろん、昔の生活などを紹介した展示もあり、なかなか見ごたえのある場所です。

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スレートの歴史を紹介した映画を見た後、実際に働いていた人によるスレート加工の実演を見ます。付き添いの英語教員をもってしても理解不能なほど強い訛りのある英語で、残念ながら記事を書いている私にはもちろん、英語をしゃべってるということも理解できませんでした。スレート加工の実演はものすごく興味深いもので、昔ながらの道具を紹介しながら、実際に使って見せてくれて、貴重なものを見せてもらいました。

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付き添いのPenglais校の先生から説明を受けて、各自で自由行動となります。

昔の工場の様子を展示した建物にはとても大きな水車があり、間近で見ることができます(130708mv.wmv

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その水車の動力を使って、建物中にシャフトが貫いていて、その回転を利用して様々な道具が動くようになっています。「機械にはベルトを掛けないか、オイルをしっかりと差すこと」という注意看板が再現されていました。

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スレートミュージアムを出て裏側からの眺めです。「雄大な」という形容詞がぴったりの眺望です。

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これがスノードン山にのぼるための山岳鉄道です。日本では非常に珍しい「アプト式」を採用した、急勾配に対応した鉄道です。(動画:130708mv2.wmv

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スレートミュージアムを後にして、車で約1時間ほど走り、ハーレック城に到着です。ものすごく急な勾配の坂を上ります。

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Aberystwythの城と比べるとはるかに保存状態の良いお城です。とにかく階段が多い...

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塔の先端にのぼることができました。足元がすくむスペクタクル(?)です。芝生に寝転ぶ大手前生とPenglais生たち。この後、2時間かけて学校に戻り、ホストの家庭での晩御飯となりました。

おまけ:

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私たち(教員)は、Penglais校の先生のお宅で夕食をいただきました。馬を2頭飼っていて家の近くに預けておられるのですが、あたりにはふつうに孔雀が歩いていました。初めて見る光景にびっくりです。牧場にでると、そこにもふつうに孔雀が歩いていて、馬と孔雀の混じった光景は初めての体験でした。

 

明日は午前中、ウェールズの伝統料理のレッスン、工芸の授業を受けた後、老人ホームを訪れて日本文化の紹介をします。午後からはカヌーを体験する予定です。

投稿者
MK
コメント

たくさんのプログラムを用意してくださって、充実した毎日を送っておられるようで、とっても嬉しいです。ホストファミリー宅に宿泊できなくても、ホストの生徒たちと一緒にいる時間が十分持てるように配慮してくださったペングライスの先生方には感謝します。
残りの毎日もお天気に恵まれ、充実した日々になることをお祈りします。