本日6限全校一斉に火災を想定した避難訓練を実施しました。非常ベルを発報させて生徒たちが避難している間に、学校から消防署への通報訓練も実施しました。
今回は泉南消防署より3名の消防士さんにお越しいただき避難の様子を観察していただき、避難完了後に体育館で講評と講話をしていただきました。全体に対しては、火災で怖いのは「煙」と「一酸化炭素」。建物内では上の方にたまりやすくフレッシュな空気は下の方に残っているので体を低くして避難のするように心がける。教員には、避難遅れがあれば消防士は命がけでその人を救助するので逃げ遅れた生徒の人数を正確に伝えることが重要である。また生徒たちには、避難訓練にまじめに取り組むことで大災害に際しても助かる可能性が高まる。実際に東日本大震災のような大災害が発生すれば消防ができることは1割ぐらいで残りの9割は自助・公助・共助が大切になる。万一火災や災害が起こった場合に被害が最小限になるように日ごろから防災に対する意識を高めることが必要であることをご教示いただきました。訓練が終わってから校長室で消防士さんから避難訓練担当者に初期消火について指導助言をいただきました。また消防署には本校OBの方もけっこういらっしゃることもお聞きしました。泉南消防署の皆さま、本日は本当にありがとうございました。