電気系実習紹介①

工科高校で学ぶ授業に実習という科目があります。

この科目は1年~3年生の3年間学びます。1年生では様々なことを学ぶ工業技術基礎、2年、3年は各系(産業創造系・機械系・電気系)に分かれて学ぶ実習があります。

今回から、電気系の中の実習を少しずつ紹介していきます。

今回は、電気工事実習です。

実習では電気工事士の配線図の課題があり、その課題通りに配線を行うという実習です。生徒一人一人が工具を使い、電線の長さを計り、切断したり、コンセントやスイッチの取付を行います。電工ナイフなど危険な工具もあるので、注意が必要です。全体説明をした後、それぞれ、作業にとりかかります。普段、家で使っているコンセントやスイッチなので、黙々と作業をしています。実習でしっかり基礎を学んで、資格が取れるまでの技術に伸ばしてほしいです。

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電気系では、2年生で第二種電気工事士試験を全員受験して、多数の生徒が資格を取得しています。また、第一種電気工事士も全国で上位クラスの合格者数です。せっかく電気系を選択したのだから、電気工事士の資格は取得してほしいと思います。