39期生のみなさん、こんにちは、横田です。ホームページのトップですでにご存知のことと思いますが、またもや休校期間が延長されました。みなさんにはこのような連絡ばかりで大変心苦しいです。5月10日まで延長とのことですが、11日以降も登校できるのか我々もまったくわかっていない状況です。
また、インターハイ中止をはじめ、運動部文化部ともに部活動に大きな制限がかかることになるでしょう。さらに、みなさんが一番不安を感じている、大学受験をはじめとした進路実現へのスケジュールについても今のところ指針が示されていません。
みなさんの中には大きな不安、不満が渦巻いていることと思います。横田も同様です。インターハイ中止の速報を聞いたとき、部活動にいそしんでいたみなさんの姿を思い浮かべると、やるせない気持ちで胸がいっぱいでした。
ですが、嘆いてばかりもいられません。進路実現についても、円満な部活動引退についても、この先どうなるかわからないからこそ、全力を尽くすしかありません。今できることを、許された場所で、全力で。我々にはこれしかありません。
今、世界中がコロナウィルスと闘っています。自分の生活のため、自分が守るべき人のため、これからの人類のため、様々なものを犠牲にしている人が多くいます。その中にあって、みなさん高校生ができることは一体何なのでしょうか。どのような状況にあっても、前向きに生きることではないでしょうか。そして、その姿が我々大人に、闘う勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
今みなさんが様々な思いを胸に努力していることの本当の結果が出るのは、まだまだ先のことかもしれません。ですが、コロナウィルスに脅かされる以前のみなさんの頑張りも、みなさんとコロナウィルスとの闘いも、決して無駄にはなりません。世界とともに、敵に立ち向かっている今の私たちの努力は、いつの日かそれぞれの人生の中で身を結ぶはずです。そう信じて、みなさんも、我々も頑張りましょう。一日も早く、みなさんと相見える日を心待ちにしています。
39期 学年主任 横田和哉