2020年度 大阪高等学校秋季テニス大会(Ⅰ部)予選

 令和2年9月6日(日)、大阪高等学校秋季テニス大会(Ⅰ部)予選が、大阪学芸高校河南町第二グランドにておこなわれました。シングルス3ポイント、ダブルス2ポイントの計5ポイントで争います。

 一回戦の対戦相手は大阪青凌高校。第一シングルスは、1stサービスが好調で6-1で快勝しました。第一ダブルスは、序盤こそ動きにぎこちなさがみられましたが3-3から突き放して6-3で勝利。第二シングルスは、5-3とリードしていましたが、終盤リズムを崩して5-7の逆転負け。勝敗は、続く第二ダブルスと第三シングルスの結果次第となりました。ほぼ同時に試合開始となり、どちらも長時間の試合となりました。第二ダブルスは、タイブレークにまでもつれこんだ末、7-6(5)で見事勝利を手にすることができました。1年生を起用した第三シングルスは、さらに長時間の戦いとなりました。序盤リードされるも、やがて落ち着きを取り戻して5-5に追いつきます。スタミナを要する激しい消耗戦でしたが、最後は5-7での敗退となりました。結果、合計ポイント3-2で辛くも二回戦に進出することができました。

 二回戦の対戦相手は、すでに一回戦を勝ち抜いて待機していた大阪学芸高校です。第一シングルスは、相手選手の強さに圧倒され1-6で敗退。同時進行で行われた第一ダブルスも、要所でミスが続き1-6で敗れました。第二シングルスは、一回戦でマッチポイントを握りながら逆転負けを喫した主将が意地で6-1で取り返しました。しかし、第二ダブルス、第三シングルスともに実力差を跳ね返すことができず、それぞれ1-6、2-6で敗れ、合計ポイント1-4で敗退となりました。

 新型コロナウイルス感染拡大のため、各校とも2月下旬から6月中旬まで部活動ができませんでした。畷高でも、対外試合のないまま6月に3年生が引退するなど寂しい日々が続き、夏休みも1週間しかなく練習不足は否めません。しかし、そのような中でも選手たちは最後までしっかり戦い抜きました。勝ち負けの結果よりも大切なのは、勝つために自らが全力を尽くすこと、そして全力で向かってきてくれる相手選手への敬意です。

 日頃よりご支援いただいております保護者の皆様、OBの皆様、引き続きご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。(顧問‐T)