2021年度 大阪高等学校秋季テニス大会(Ⅰ部)予選

 令和3年9月5日(日)、大阪高等学校秋季テニス大会(Ⅰ部)予選が、泉大津高校テニスコートにておこなわれました。シングルス3ポイント、ダブルス2ポイントの計5ポイントで争います。前日までコロナ休校で部活動ができなかったので、こうして試合に出場できたこと自体が喜びです。一回戦の対戦相手は泉大津高校です。

 第一シングルスはいきなり長い試合となりました。前日の大雨でコート表面が軟らかく、双方決定打が出ず、我慢比べとなりました。最後は相手選手の勝負強さに屈して3ー6で失いました。続く第一ダブルスも1ー6で失い、あとがなくなります。第二シングルスには主将が出場するも、これも3-5と追い詰められます。しかし、ここから奮起、粘り強くボールをつないで7ー5で逆転勝利です。ここまでのポイントは1勝2敗。残りの第二ダブルス、第三シングルスに望みをつなぎます。コロナ感染対策で声援は禁止されており、チームメンバーはポイントごとの拍手で思いを届けます。第二ダブルスの畷高ペアはコート上で声を掛け合って最後まで戦いましたが、勝負どころでしのぎ切れず3ー6で失い、第三シングルスを6ー2で勝利するも、合計ポイント2ー3で一回戦敗退となりました。

 振り返ると、どの試合も勝負どころのパフォーマンスが勝敗を分けたように思います。勝負どころではプレッシャーがかかります。団体戦ではチームメイトの期待に応えなくてはとの思いがあるので個人戦以上にプレッシャーがかかります。プレッシャーがかかる場面は、普段なかなか出会えるものではないので貴重な体験です。この大会は新チームとなって最初の団体公式戦でした。団体戦のメンバーに選ばれた者は、自らが成長できる貴重な経験となったと思います。このあと緊急事態宣言が解除されるまでしばらく休部となりますが、活動再開後は10月下旬の公立団体に向けて、チーム全体の底上げを図ります。(顧問-T)