練習試合(洛西高校)

23日、京都の洛西高校さんと練習試合がありました(それとは別に、緑風冠高校さんとの練習試合もありましたが、洛西高校さんとの試合の振り返りのみ記録します)

1時から5時まで、宇治市の太陽ヶ丘で9面を使い、一人34試合ほどできました。課題はそれぞれなので、全体に共有したことを載せます。

・勝った、負けたことはいい。大切なのは次、どうするか。

結果としては負けばかりでしたが、それは別にいいのです。次に何をすべきかを考え、行動すること。最近の練習は次何しようか?という感じで場当たり的になっていましたが、次の練習はすべきことを決めて目的を明確にして行って欲しいです。

・試合結果をどれだけ自分のせいにできるか

風が強かったのでそれに対応できずにポイントを落とすことがありました。ガットが切れた生徒もいました。しかし、それらも当然公式戦でも起こりうる状況です。「風のせいでダメだったわ。いつもと違うラケットだったから」などの言葉がこれから出なければいいなと思います。シングルスの場合、コートに立っているのは自分と相手のみ。試合の結果はすべて自分が責任を負わなければなりません。

・どれだけチームに貢献できるか

始まる前に、「2年生ほぼ全員参加してるが、練習試合でそうなることはもう無いので、見に行って応援しようということ」「相手も強いから、見て学ぼう」という2点を伝えました。最後は集中が切れましたが、はじめはよくできていました。人のプレイを見るのはとても大切なことだと思っていて、見て勉強になることもそうですが、人のプレイの特徴を掴むことは試合においてとても大切ですし、仲間にはアドバイスできるようにもなってほしいのです。お互いを高め合えるのが理想のチームです。レギュラーになるために自分だけが上手くなろう、他の奴はどうでもいい、という考えでいるとチームとしてギスギスしますし、新2年生は近畿公立団体出場を目標としてますが、そのようなチームでは到底たどり着けないでしょう。仲間と信頼しあえることで、いずれ仲間から、意外な視点のアドバイスをもらえるかもしれません。仲間を助けることは自分にとってもプラスになるはずです。そして、自分が上手くなることも戦力があがるので、もちろんチームへの貢献です。そうやって誰もが成長できる環境にしていきたいと思っています。

洛西高校さん、ありがとうございました。無題.png