大阪府教育委員会は、志願者が入学募集定員に満たない学校や、知的障がいなど支援を必要とする生徒の増加受けて、府立学校の今後のあり方について議論するよう府学校教育審議会に諮問をしました。少子化の影響で入学志願者が定員割れする府立高校が増加しており、2012年4月に施行された「府立学校条例」は3年連続定員割れし、改善の見込みがない場合は再編整備の対象とすると規定しており、現在までに4校が募集停止をしています。一方で、知的障がいや発達障がいなど学習上の支援を必要とする生徒は増えており、支援が十分に行き届いていないという課題もあります。今年の夏ごろに中間報告、年内をめどに答申がなされる見込みです。