「どんな人間にもできることとできないことがある。その点では障がい者も健常者も同じです。できないということで後ろ向きに考えるより、何ができるかと前向きに考えることで人生はいくらでも可能性が広がる」
先日行われた人権学習の時間に来られた「車いすバスケットボール」の選手の方が訴えられた言葉が生徒の胸に突き刺さりました。来校された7人の選手は交通事故や運動中の事故で半身麻痺になったり片足を失うといった困難を乗り越え、「車いすバスケット」との出会いを通じて人生を前向きにとらえ力強く歩んでいく、そんな生き方をまざまざとみせてくれました。
模範演技では「車いすバスケット」だけでなく「車いすラグビー」も披露。激しいぶつかり合いで転倒する場面もありましたが、自力で立ち上がる選手に生徒が惜しみない拍手を送ります。障がいがあるから助けてもらうのではなく、自分でできることは何でもやりたいというという強さに多くの学びを得た2時間でした。
生徒も車いすバスケットを体験しました
段差があるとき、車いすをどのように操作するといいかを学習しました
クラスごとに車座になり、生徒からの質問に答えてもらいました