今年度の本校アマチュア無線部には「第1級アマチュア無線技士」免許を保有している生徒がおり、教員同伴で生徒が無線機器を操作しています。
今回は北米の無線局との交信を試みました。本校屋上の特大アンテナを北米に向けて、遥か遠方の無線局との交信が可能な波長10mの電波を使いました。電波の伝搬は装置の性能だけでなく季節や時間帯や地形など様々な要因で変化しますので、やってみなければ分からないことがたくさんあります。ARRL(アメリカ無線中継連盟)主催の「10MeterContest」の開催時期でしたので、多数の無線局からの入感(こちらに電波が届く)があり相手の声がよく聞こえました。しかし、こちらの声は相手に聞こえていないようでした。今回の交信は失敗(受信のみ)でしたが、また試してみようと思います。