今年の定期演奏会でもお世話になりました、世界的指揮者の藤岡幸夫氏をお招きし、ベートヴェンとその楽曲についてのお話や、ご自身の経験など貴重なお話を伺いました。
前半は、生誕２５０年のベートーヴェンにまつわるエピソードや、「楽曲を演奏する際は、その歴史的背景を知らなくてはいけない」という、音楽家にとって決して忘れてはならないお話がありました。
音や楽譜だけを勉強していても、本物の音楽家にはなれないのですね。
後半は藤岡氏が世界的ピアニストのイングリット・ヘブラーと共演した際の印象的な出来事や、人間関係のことなど、生徒にとって興味深いお話が続きました。
「おはよう、ありがとう、ごめんなさい」をきちんと言える人になる。他人の悪口は絶対に言わない。頭のどこかでわかっていても、出来ていないかもしれません。思い当たることがあれば、今日から少しずつでも改善していけることを願っています。
