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デュアルシステム


布施北高校の最大の特徴である「デュアルシステム」。 「学校」と「実社会」、2つの学びを融合した先進的なキャリア教育は、エンパワメントスクールでも継承し発展させます。 1年次には2日間のインターンシップ、2・3年次には週に1回、協力していただいている地元事業所で丸1日の職業体験実習(デュアル実習)をおこないます。 デュアルシステムを通して、社会と調和して生きる力や、社会で求められる即戦力を育成します。
本校は、デュアル実習があるから就職希望の生徒が適していると思われがちですが、デュアル総合学科の生徒の進路先は、就職と進学がおよそ半々です。 デュアル実習を通して自分に必要な技能・知識などに気づき、就職ではなく進学をする生徒も多くいます。 就職か進学か決まっていない生徒こそデュアル実習を経験してほしいと思います。


インターンシップ
1年次は9月に2日間のインターンシップをおこないます。 『キャリア基礎』で準備や振り返りをし、2年次以降のデュアル実習に向けての意識づけをします。


デュアル実習
2年生になると、デュアル実習が始まります。週に1回、協力して頂いている事業所や施設で丸1日の職業体験実習をおこないます。 2年次は前期(5月~9月)・後期(10月~2月)の2ヵ所、3年次には通年で1ヶ所の実習先に行きます。 デュアル実習のある日は、学校に登校せず実習先に直接出勤し、学校に寄らず直接帰宅します。

一人で大人だけの職場に入り、その職業を体験する機会を高校生のうちから持つということは、大きな強みです。 また、高校生のうちから職業観が身につくことで、将来の就職先とのミスマッチが少なくなり、同時に進路決定率も高まります。

デュアル実習は、職業の技能を身につけることが目的ではありません。 デュアル実習の目的は、コミュニケーション力や社会規範意識、困難なことに出会っても乗り越えようとする粘り強さや生きる力を身につけることです。 また、さまざまな職業を知ることで、今まで気づかなかった自身の適性を把握し、卒業後の進路に活かすことができます。


デュアル実習の4つの分野

布施北高校では、デュアル実習に協力していただいている実習先を業種ごとに4分野に分類しています。 生徒の希望や、将来の進路をふまえ、学校が実習先の割り振りをおこないます。

◆製造分野
製造業(工場)・自動車整備など

◆販売・サービス分野
美容院・ペットショップ・スーパー・パン屋など


デュアルシステム

◆保育・教育分野
保育所・幼稚園・小学校など

◆介護・福祉分野
老人ホーム・障がい者施設・病院など


デュアルシステム



デュアルシステムの学校での学び

デュアルシステムは、デュアル実習だけで成り立つものではありません。 1年次には「キャリア基礎」、2・3年次には「デュアル基礎」「デュアル演習」という授業があります。 これらの授業を通してインターンシップやデュアル実習での学びを定着し、また「働く」ということについて考えます。
詳しくはエンワパメントタイムについてをご覧ください。

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