８月２８日から３１日にかけて、１年生全クラスの生物基礎の授業において、京都大学の学生団体iGEM Kyoto、および、京都大学学術研究展開センターKURAのご協力をいただいて、ＤＮＡの抽出実験を実施しています。初日の２８日は学生の方５名と職員の方１名が朝早くから来校してくださり、１年生２クラスの実験を指導してくださいました。
よくすりつぶしたバナナ、食塩水、食器用洗剤、エタノールなど身近なものを使い、生徒たちは興味深そうに、ヒモ状のＤＮＡ（１学期に学習したばかりです）を各自がシャーレから取り出していました。教科書に載っている単語をただ覚えるだけの勉強でなく、実際に手を動かして実物に触れることで学ぶ楽しみを感じてくれた様子でした。
本校生のために時間を割いてくださるiGEM Kyotoの皆様、KURAの皆様、ありがとうございます。生物学の面白さを語ってくださるとびきりの笑顔や、学問的な面白さを伝えるためにボランティアとして活動されている姿が、数年後には多くが大学生となる本校生徒たちにとって何よりの良い刺激になることと思います。コーディネートしてくださったＯ先生もありがとうございました。
