11月16日(金) 高槻市立玉川小学校

 高槻市立玉川小学校では、平成21年度から「子どもが伝え合い高めあう教科指導のあり方 ~モノと対話し、仲間と対話し、自分と対話する学び~」をテーマに、授業方法の工夫改善に取り組んできました。

 11月16日(金)には、4年「複合図形の面積」について研究授業を行いました。

 研究協議の柱は、①個人の考えをワークシートに書き込む作業を通して、考えたことをグループや全体の中で伝え合い、交流しあいながら深め合うことができたか ②既習の方法を生かして面積が求められることが分かり、次の授業に繋がる振り返りができたか、の2点を中心として、研究協議を行いました。

学年や担任からは、個人では見通しをたてているにもかかわらず発言が少ないことについて、自信がない児童が多い実態があげられました。

大阪府教育センター指導主事からは、①違いを認め合い安心できる授業・学級集団作りを今後も継続してほしいこと。②自力解決の力をつけるため、児童の実態に合わせた課題やヒントを与えて自信を持たせる③全体で練り上げる活動についても、前に出て発表する機会を増やし、何の発表をしているのかを意識して説明させるなど、個や全体の質を高めるための示唆をいただきました。

 パッケージ研修支援を通して、全教職員で授業改善を進めていくことの大切さを再確認でき、継続して取り組む意欲が湧く研修となりました。

 

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