1月25日(木) 摂津市立第四中学校

摂津市立第四中学校では、毎年第1学年を中心とした校内研修に取り組んでいます。昨年度に引き続き今年度も、「言語活動」に焦点をあて、言語に関する理解を深めるため「聞く力・話す力」を育成する指導を中心に取り組んでいます。1月25日(木)の英語の習熟度別授業で、今までとは視点を変えた見方でクラス分けを行ってみました。英語が得意な生徒10名と得意ではない生徒26名の2クラスに分けて授業展開を行いました。どちらのクラスも基本的な内容と進め方は同じことをします。しかし、得意なクラスの生徒の方は授業の内容がどんどん進んでいき、授業する教員の方が、ペア学習で単語の暗記や短いセンテンスの暗唱をさせたり、個別にCDを使って小グループごとに繰り返しの発音練習をさせるなど、1時間の授業で盛りだくさんのことを実施しています。一方のクラスでもペア学習で単語の暗記、短いセンテンスの暗唱と同様の内容を行っていますが、こちらのクラスの方は少し時間をかけて確実なものとしています。事前に授業を行うことにより、生徒たちの反応を大阪府教育センター指導主事の支援を受けながら「どのように授業づくりをおこなうか」「発問の仕方や授業を進めていくうえでの、授業のリズム」などを事細かに指導して頂き、よりテンポ良い授業ができました。どの生徒も授業に積極的に参加し、「もっとできるぞ!」「やった、できた!」という表情がたくさん見られました。 

研究協議では、今回のクラス分けの方法と授業での生徒の前向きな取組の様子、これを他教科においても同様に生かして言語活動を育成するにはとの助言を頂きました。今回の研究内容をすべての教科に生かすことにより今後の授業つくりに向け共通の理解が図れました。

 

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