第4回道徳教育ワーキング・中河内地区

 平成27年2月9日(月)八尾市教育サポートセンターにて、第4回道徳教育ワーキングを開催しました。

 最初に、次年度に向けて取組の検証・改善をどのような視点で進めていけばよいかについて、講義を行いました。「道徳教育の全体計画」と「別葉」、「道徳の時間の年間指導計画」の3点について、年度内に丁寧な見直しを行い、具体的で実効性のあるものにしていくこと。このことが道徳教育を組織的・計画的に進めていく上では欠かせないことを確認しました。

 次に、各校の授業実践についての交流を行いました。1回目は小学校の低学年と高学年、中学校の3グループに、2回目は低学年・高学年・中学校が混ざった4グループに分かれました。児童・生徒の考えを深めていくための効果的な問い返し、振り返りを書かせる時の言葉かけ、グループ活動や役割演技の効果と留意点、時間配分、分かりやすい板書について等、熱心に語り合われ、とても有意義な時間となりました。

 最後に、参加者一人ひとりが交流を通して「自校に活かしたいと思ったこと」や「新たに見えてきた課題」についてまとめたものをホワイトボードに貼り、全員で確認し合いました。キーワードは、「学校体制」「みんなで」「共有」「授業力向上」でした。

 今回でワーキングは終了となります。この1年間で得られたことを活かし、今後も各校にて道徳教育の取組がさらに充実されることが期待されます。

 

nakakawachi4-1.jpg

 

nakakawachi4-2.jpg