第4回道徳評価研究ワーキング 中・南河内地区

2月5日(金)、大阪府教育センターにおいて第4回道徳評価研究ワーキングが行われました。1年間続けてきたワーキングも今回で最後となります。

前半は、研究成果報告会を行いました。各チームで指導案を作成し、各学校で実践した授業をもとにして作り上げた「実践のまとめ」を、提示スライドを使って報告しました。発表は、小学校7チームと中学校5チームの計12チームでした。各チームの報告は質の高い内容で、大阪府内の学校が参考にできる道徳教育の貴重な資料となりました。その後、報告を受けての意見交換の場では、「道徳的価値とは異なる意見を持つ子どもの評価はどのようにしたらよいのか。」「文章表現の評価について、書けない児童生徒についてはマッピングなどの思考ツールを使い、多様に評価していくと良い。」「評価はツールであって、評価のための授業をしてはならない。」など、評価についての鋭い意見や考えが出され、大変実りの多い実践報告会となりました。

後半は、「子どもの成長の様子を把握する方策」についてチームで意見交換を行い、最後のまとめとしました。道徳の授業の中でどのような場面・方法で評価をし、どのような支援をすればよいのかなど、実践して見えてきたことについてそれぞれに分析したものを伝え合いました。

平成30年、31年に完全実施される「考え、議論する」道徳への質的転換と評価に向けて、今年度の道徳評価研究ワーキングは意義深いものとなりました。

 

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