豊能地区授業改善フォーラム

平成26年2月21日(金)、豊能地区授業改善フォーラムを開催しました。

 

豊能地区では地区のテーマを『みんなで元気に進めてみよう!小さな一歩から』と設定し、第1部は代表4校による実践報告、第2部はテーマ別グループ討議の2部構成で行いました。

 

第1部では、

〇豊中市立第七中学校 長岡ひとみ先生

*テーマ『授業づくりへの意識を高める身近な工夫』・もともと存在していた教科会等をうまく活用し、教科間、教科同士を結び付ける工夫について

 

〇箕面市立第二中学校 西川ひとみ先生

*テーマ『わかりやすい授業をめざして~ユニバーサルデザインの授業づくり』・構造化・視覚化・協同化という共通に視点を大切に校内や校区内の取組を進めたことについて

 

〇池田市立北豊島中学校 丹松美惠子先生

*テーマ『小中連携の取組で校区を変えていく』・校区内の教員が子どもたちにどんな力をつけていけばよいのか具体的なデータをもとに話し合って進めていった取組について

 

〇能勢町立歌垣小学校 辻新造先生

*テーマ「経験年数の少ない教員とともに『学ぶことの楽しさ』を味わえる学校づくり」・経験年数の多い教員も少ない教員も楽しく取組を進めていくことができる工夫されたしかけについて

 

それぞれ報告がありました。

 

第2部では、それぞれの実践発表のテーマに沿って参加者が希望したグループに別れ、グループ別討議を行いました。グループ内の司会進行や記録は校内研究ワーキング参加者が分担して行いました。

討議では、第1部での実践発表を深める具体的な説明等があり、成果があった取組について「スムーズに進んだ要因は?」「取組の具体的なポイントは?」という質問や、自校の課題についてグループ内で共有し、討議の柱として展開する姿がありました。

 

参加者からは「同じような課題を持っている学校が多いなと思った。」「各グループに別れたが、どのグループの話も聞きたかった。どのテーマも大切なものばかりであった。」『いい授業がしたい!こんなことやってみよう!』等、職場の仲間と授業づくりについて話す時間を大切にしたいと思った。」「日々の忙しさで授業づくりが後回しにならないよう前向きに授業改善が進められるようしかけていきたいと思った。」という声がありました。

 

次年度の各校の取組の推進に向けて、発表者と参加者の双方が具体的なヒントを得ることができ、実りあるフォーラムとなりました。

 

toyono7-1.jpg

 

 

toyono7-2.jpg