飲茶の昼食後、修学旅行のメインの一つ、華江高級中学校を訪問です。雨の中、先生方を始め多くの高校生が出迎えてくれました。活動センターまでの通路に人垣を作って拍手の出迎えです。活動センターにはいると吹奏楽部が布施高校の校歌を演奏してくれていました。とても温かい歓迎です。
交流は、活動センターでのセレモニー、授業体験、クラブ体験の三部構成です。 セレモニーでは、校長先生の代わりに林先生が挨拶されました。
引き続き、私の挨拶です。恥ずかしながら、中国語は話せませんし、英語も自信がありませんので、日本語での挨拶です。私は、東日本大震災の時に多大な援助をしていただいたことのお礼を述べました。その時、華江高級中学校の生徒たちが大きく拍手のしてくれました。お礼を述べてよかったと思います。その後は、生徒代表同士の挨拶です。華江高級中学校の生徒代表は日本語で、布施高校の生徒代表は中国語と英語での挨拶です。そして、両校の紹介とセレモニーは続きます。
布施高校のパフォーマンスは、「世界に一つだけの花」の全員による合唱です。続いて行われた華江高級中学校のパフォーマンスは圧巻でした。軍服を模したユニフォームにライフル銃を模したものをバトンのように扱うパフォーマンスは、初めて見るものです。次の民俗芸能部の皆さんは、台湾の遊びのパフォーマンス。これもその質の高さに驚きです。
セレモニーが終わった後は 、授業体験とクラブ体験です。私たちも二つのグループに分かれて校内を案内してもらいました。校内の施設も見事です。室内温水プールに、一面ガラス張りのダンス教室 、半円劇場のような国際会議場、どれも大阪の高校にはない施設です。台湾が教育にお金をかけているのがよくわかります。台湾も日本も資源に乏しい国・地域です。人が資源の国です。台湾から学ぶことはたくさんあります。
全てのプログラムが終了して、再度活動センターに集合です。とても贅沢なお土産をいただき、全体の写真撮影。その合間に、私のところに華江高級中学校の男子生徒がたくさん来て、写真撮影を一緒にしました。どうも台湾の校長はとても真面目で威厳があるようで、私のようなタイプ の校長は、とても珍しいということです。これは、通訳の依さんが教えてくれました。唯一一緒に写真を撮った女子生徒の写真が次の写真。二人には、布施高校の校長ブログを見てね、と伝えました。
最後に高校を去るときも、人垣を作ってくれて拍手と歓声の中を見送っていただきました。このような温かい歓迎会を企画していただいた林先生をはじめ多くの先生方、そして華江高級中学校の生徒さんたちに感謝申し上げます。ありがとうございます。謝謝。
また、私のわがままでしつこい質問にも丁寧に通訳していただいた依さんには、とても感謝しています。大阪に来られた時には、是非布施高校に寄っていただきたいと思います。
華江高級中学校のみなさん 、本当にありがとうございます。謝謝。