「布ナプキン」の活動に参加しませんか?

 23日の朝日新聞のSDGsの勉強会には、続きがあります。SDGsの実践事例が報告されました。その中で、私が注目したのは、音楽社会活動家のShihoさんの取組です。詳しくは、Shihoさんのwebpageを見てほしいのですが、彼女は世界中を旅して、ケニアの女子少年院を訪問したときに、何人かの女子生徒が欠席していることを知ります。院長に欠席の理由を聞くと、「彼女たちは、生理だから休んでいる」という事実を知らされます。この実態は、何も少年院だからではなくて、ケニアの学校では、日常的な出来事。この事実にShihoさんは衝撃を受けます。「女性であるがゆえに、月に一度学校を休まなければならないなんて...」「ナプキンさえあれば、彼女たちは学校で勉強できるのに...」

 そこで、彼女は、ケニアに「布ナプキン」を送る活動を始めます。今では、東京や名古屋の高校生が取り組んでいます。名古屋の女子高生が、自分が作った布ナプキンをもっているケニアの女子学生の写真をみたとき、「鳥肌が立った、今までない感覚を味わった」とその時の気持ちを述べている動画を見ました。高校生にとっては、自分一人の力なんてとても小さいけれど、でも「世界を変えることができるんだ!」そんなように感じた瞬間ではなかったでしょうか?

 今年、布施高校は、クエストエデュケーションで「ソーシャルチェンジ」に取り組みました。テーマは、「困っている人を助けよう!」です。1年間、せっかくこのテーマで学習したのです。本当に困っている人を助けるために、動き出しませんか?自治会やクラス、PTAも一緒になって、「ケニアに布ナプキンを送る」活動に参加しませんか?できれば、Shihoさんに布施高校に来てもらって話を聞きませんか?

こんな活動に参加する布施高校生であってほしいと思っています。このブログを読んだ人、自分から動き出してみませんか?