美術部ー高校展に行ってきました!

 8月11日、大阪市立美術館で開催されている大阪の公立高校の美術部が開催している高校展に行ってきました。会場は、美術館の地下の4つの部屋で行われており、高校生、そして保護者と思われる方々でかなり盛況です。

 私も布施高校の展示を探して部屋を回り、部員たちの作品を鑑賞しました。どの作品も力作です。美術部の部員たちとは、ひょんなことでとても近しい感覚を持っています。実はこの夏、彼らの合宿に参加することになったのです。ほんとに、偶然ですが・・・。合宿はとても楽しかったです。彼らは暑い中でもアウトドアで一所懸命スケッチを行っていました。

 さて、布施高校以外の作品もたくさん展示されていたので、4つの部屋をすべて見て回りました。率直な感想、「高校生のイマジネーションってこんな感じなのか・・・」というところです。10代の精神的な成長は、「疾風怒濤の時代」と言われるほど、揺れ動きます。そんな彼らの心の一面を覗いたような感じでした。

 私は、絵の才能は全然ないのですが、鑑賞するのは大好きです。いろいろな絵を見る中で、パリ郊外のバルビゾン村に集まった美術家たち、バルビゾン派の絵画が「僕の中では、いちばんいいな・・・」と思っています。部屋にもコローの絵画を飾っています。そんな趣味だからなのか、一枚「これいいな!」と目に留まった作品がありました。おそらく堺の港に停泊する漁船をモデルに描いた絵だと思うのですが、写実が素晴らしいのとその中でも作者の落ち着いた性格があらわれてくるような作品でした。やはり、絵って作者の人柄があらわれてきますね・・・。最後に、生意気なことを言ってしまいました。ごめんなさい。