こんな人材に育ってほしい!-鳥取再資源化研究所

 6月8日(金)、朝の4時半に起きて、朝食を摂りながらNHKをみていると、面白いリポートがありました。それは、鳥取再資源化研究所の話です。

 この研究所では、道路工事の資材として、ガラス瓶と貝殻を混ぜてスポンジ状の軽石を開発製造していました。とろこが、売り上げがあまり芳しくない。どうしようかと考えていると、この軽石、非常に水分をよく吸収し、水分保全も良いことがわかりました。そこで、ジャイカと協力して、モロッコの乾燥地帯でトマト栽培の実験をしてみると、今までよりも少ない水分で十分トマトが育つことがわかったのです。

 さらに、鳥取大学乾燥地研究センター・辻本壽教授と連携して、トマトだけでなくて主食になる小麦で実験してみようと、鳥取砂丘でいつもより少ない水分量で、この軽石のない小麦とある小麦で栽培してみると、なんと!軽石のない小麦は、黒ずんで種もできていないのに、軽石のある小麦はちゃんと成長したのです!

 NHKのアナウンサー曰く「これは、世界の乾燥地帯に朗報です。世界を救うかもしれない発明です!」

まさにそうですね。布施高校からもこんなふうに、世の中の役に立つ人材が育ってほしいと思います。

この研究所に興味が沸いた人は、「鳥取再資源化研究所」で検索してください。色々なマスコミに取り上げられています。