活動名： 茨木高校のイカすバンド天国
日付：11月３日（日） 茨木高校文化祭
場所：多目的ホール
本文：
11/3（日）の茨木高校文化祭にて、軽音楽部は多目的ホールでのライブ公演「茨木高校のイカすバンド天国」、通称「イバ天」を開催しました。約３時間の公演時間の中で、アンコールを含めて21曲を演奏し、およそ800人以上のお客さんに楽しんでいただきました。
今回の公演では、往年の名物音楽番組「三宅裕司のいかすバンド天国」、通称「イカ天」をオマージュし、テレビ番組形式のライブという新たな挑戦をさせていただきました。本校の軽音楽部の公演では、１曲ごとにメンバーが入れ替わります。その際の楽器転換の間、ステージ上に幕を張り、司会を登壇させて曲の解説やボーカルへのインタビューを行うなど、実際の音楽番組に寄せた形で進行いたしました。
また同番組では複数のバンドが審査員によって審査され、その中から最も評価が高かったバンドが「イカ天キング」に選出されるというシステムが存在します。「イバ天」ではこれをなぞらえて、全４部構成の中で、各部ごとの「イバ天キング」を決定しました。お客さんの拍手の大きさによって部ごとのイバ天キングの曲を決定するというやり方で、参加型のライブとしても楽しんでいただけたのではないかなと思います。
昨年度の文化祭の公演「RUMBLE RAMBLE」より引き継いだ企画もあり、その多くを広告係が中心となって進めていました。イベントロゴやタイムテーブル、曲ごとの個性溢れるアーティスト写真に加え、軽音楽部の顧問の先生方のお名前をもじった"協賛"（フェスのパンフレットに載っている協力者の紹介スペースのパロディとして、先生方のお名前を大手企業のロゴ風に掲載するという、先代の広告係の方々が考案された、ユニークなアイデアです）が掲載されたフライヤーの作成、配布や、ドラムヘッドにイベントタイトルの切り絵を貼り付ける装飾などを行いました。前の代のアイデアをそのままお借りする形となってしまいましたが、今回の公演の盛り上げにおいても重要な役割を担っていたと思います。
また今回の公演においては、軽音楽部のオリジナル楽曲を２曲披露させていただきました。それぞれ有志で集まった部員たちが企画し、部として文化祭に向けて練習や準備に励む中で、空いた少しの時間を活用して作詞作曲を進めていました。曲を一から作るということは想像以上に大変で、直前まで、より良くするためのアレンジを繰り返していました。文化祭当日、プロアーティストの楽曲のカバーが続く中で、自分たちのオリジナル曲を演奏するのは、とても緊張しましたが、その分演奏が終わったあとの達成感も大きいものになりました。
当日までに様々なトラブルに直面し、演奏の練習だけに集中できない時期もつづきましたが、部が一丸となって公演成功のために尽力し、そして何より多くの方々のサポートを受けて、公演を無事に終わらせることができました。本番前の地域イベントにて、楽曲の演奏や「イバ天」の告知の機会を作っていただいたイベント関係者の皆さま、本番だけでなくリハーサルや合わせ練習まで見ていただき、沢山のアドバイスをくださったOBOGの先輩方、そして私たちの活動をいつも見守り、支えていただいている顧問の先生方には感謝してもしきれません。ここに挙げた以外でも、本当に多くの方々にお力添えいただき、部員たちにとっても最高のステージになったと思います。
この文化祭のライブをもって、78期（２年生）部員は軽音楽部を引退します。78期部員にとってはここが青春時代の一区切りであり、79期（１年生）部員にとっては、ここからが新たなスタートになります。78期軽音楽部部長として、次代の軽音楽部を担う79期の部員たちにどれだけのものがのこせたかは分かりませんが、軽音楽部の活動に関わってくださっているすべての方々への感謝の心と、音楽が持つ力だけはどうか忘れずに、今後の活動に励んでいってほしいです。
78期の部員のみんな、今まで本当にお疲れさまでした。軽音楽部としての活動は終わりましたが、これから先も音楽への情熱は忘れずにいましょう！
79期の部員のみんな、これからの部活動も応援しています。困難に直面した時こそ、音楽好きな仲間たちとの絆を信じて乗り越えていきましょう。君たちが進み続ける限り、ロックンロールは鳴り止まない！
