部活動名:吹奏楽部
活動名:第44回定期演奏会
日付:2025年3月29日(土)
場所:茨木市文化子育て支援施設「おにクル」(ゴウダホール)
内容:
3月29日(土)に、第44回茨木高校吹奏楽部定期演奏会を行いました。
練習を指導してくださった先生、先輩方、朝早くから夜遅くまで見守ってくださった顧問の先生方、お忙しい中、ステージに乗ってくださったOBOGの皆様、私たちの演奏を導いてくださった指揮者の方々、私たちのこだわりを随時、かなえてくださったおにクルの方々、広告主様、関係各所の方々...私たちの定期演奏会は、他にもたくさんの方々のお力添えで成り立っています。この場をお借りして、心より感謝申しあげます。
ありがたいことに、事前予約1153席のチケットすべてが完売し、2階席にまでたくさんのお客様にご来場いただけました。そして、今回の定期演奏会は78期の引退ステージとともに、11年間茨木高校吹奏楽部を監督してくださった主顧問の先生最後のステージとなりました。たくさんの方々に見守られながら、引退できて嬉しい限りです。
今年度からおにクルという茨木高校から非常に近く、楽器運搬のしやすい環境で開催できたためスムーズにリハーサルを行うことができました。時間の経過は、本当に光のように速く、最後の練習を終えて、本番を迎えました。
第1部は、夏に行われる2025年度吹奏楽コンクールの課題曲で明るく幕をあけ、自由曲「三つのジャポニズム」の鶴のように上品かつ情熱を奏で、雪の川のような静寂を経て祭りのように盛りあげ、お客様を一気に和の世界に引き込みました。この2曲は1年音楽系(=幹部の中でも、学生指揮者、学生指揮者補佐、木管・
OBOGの皆様を迎えたステージでは総勢100名を超える奏者で大迫力の「ジャパニーズグラフィティⅹⅱ」を演奏しました。日本アニメの始まりと呼ばれる「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」や「銀河鉄道999」など、幅広い年代の方々に楽しんでいただけたと思います。
第2部では完全オリジナル劇をお送りしました。11月頃、演出係が4つのテーマに沿ってそれぞれストーリーを考え、プレゼンを行い、部員の総意に基づいて「ハリーポッターの世界」を作り上げることに決定しました。演出係は朝や昼、さらには放課後にまで集まって台本・キャストの立ち振る舞い・ストーリーを考えてくれて、その熱意にキャストも感化され、少ない時間の中、練習に励みました。曲も決して簡単なものではなかったものの、不思議で感動の溢れるものに仕上がりました。
第3部では、次期学生指揮者が導く荘厳でカッコイイ「吹奏楽のための風之舞」で幕をあけ、昨年度に引き続き主顧問の先生作曲「Rose of Farewell」で感動をお届けしました。指揮者としてステージに立つ先生が、涙ぐむ姿を見て、たくさんの部員がもらい泣きしました。
つづいて「絵のない絵本」では、最初と最後のコーラスが特徴的で包み込むような音色でお届けし、メインの「ミス・サイゴン」は78×79期の集大成で、最後とは思えないほど大迫力の演奏をお届けできたと思っています。すべての曲がこれまでの中で1番良い演奏だったと胸を張って言えます。
アンコールではAIの「story」、そして十八番の「You can't stop the beat」で溢れるほどの拍手をいただきました。終演後、たくさんの部員が感動と楽しさ、そして58人でのる最後のステージだったことの寂しさなど、色々な感情が駆け巡り、涙を流していました。最高のステージを迎えられたことをもう一度、心より感謝いたします。私たちの一生の宝物です。
たくさんの方に音楽の感動を届けられることが私たちの活動の意味であり、この上なく嬉しいことです。"吹奏楽"という漢字にもあるように"吹いて奏でる楽しさ"を今後も伝えられるように頑張っていきます。これから79期がつくりあげていく茨木高校吹奏楽部(通称いばすい)をどうぞよろしくお願いいたします。