夕方から気温がどんどん下がり、雪になりそうな冷たい風が吹いています。今日から冬休みに入りましたが、303、304教室では１月17日(土)～18日(日)に実施される共通テストに向けての練習会が行われています。
１日めの今日は、地歴公民各60分、午後からは国語90分、リーディング80分、リスニング30分。朝から夕方まで、クリアな頭で集中が持続できるように、合間の時間に糖分を補給したり、軽く身体を動かしたり、今日と明日のこの機会にいろいろ試してみるのがいいでしょう。
ここで重要なのは、「あまりしたことのないようなことはしない」ことです。普段と変わらない状況を作ること、そして、普段最も集中できる場所の環境（筆記用具、服装など）に近づけることです。これらは人によって異なるので、「こうするのがいい」と一括して断定することは決してできませんが、私の場合は、シャープペンシルより鉛筆を何本も机上に置くタイプでした。芯の硬さは、HでもなくBでもなく、Ｆがちょうどいいように思いました。
また、共通テストを受ける人は、今からでも良いので、日々の勉強を、本番のテストの順にしてみてください。すると、スムーズに頭が次の教科・科目に移行することができ、本番で問題文を読む速さが速くなったり、ケアレスミスが少なくなったりしそうです。あとは、時間配分の迅速かつ的確な判断をする練習をしておくことでしょう。
当日本番のイメージ・トレーニングをするならば、スイスイ解ける自分をイメージするのではなく、眼前の問題にのみ無心になって集中できる自分をイメージすることです。共通テストにはたいてい難問が混ざっているので、スイスイ解ける自分をイメージしていたら、スイスイ解けない問題に対面すると、イメージ通りにいかずに慌ててしまいそうです。だから、どんな問題に対しても、常に落ち着いてただひたすら眼前の問題に向かう自分をイメージしておくことで、緊張して実力が発揮できない心配はほぼなくなるでしょう。
本番同様の時間割で行う「共通テスト練習会」の機会を先生が提供し、約60名の生徒が参加しました。生徒達は真剣そのもの。凛とした空気感がとてもいい感じです。本番まで３週間、できることは全て行い、自分の力を存分に発揮してくださいね(^^)/