「森浩一先生に学ぶ講演会」報告

8/6(日)講演会を盛会の内に終えることができました。参加者の皆様ありがとうございました。

森浩一考古学の魅力にひきつけられた方たちが

森先生の業績をしのび、その教えの真髄を

互いに共有する素晴らしい会合となりました。

70名を超える参加がありました、本当にありがとうございました。

また、早朝から会場準備と片づけに協力してくれた

地歴部員の皆さんにも感謝します。

以下、講演会の様子です。

【地歴部現役とOB】

 会場準備の裏方で活躍した地歴部の現役部員と

同OBの語らう場面。

【本校資料室見学】

講演会に先立ち、本校の考古学資料室を開放

展示資料の作成に係わった地歴部OBもおられ

当時の様子が懐かしく語られました。

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【あいさつ】

 天野幸弘様(元朝日新聞編集委員)より

「森浩一先生に学ぶ会」についての趣旨説明

【講演Ⅰ「森浩一先生と泉大津高校」】

 森先生の泉大津高校地歴部の教え子である

泉森 皎様(奈良県立橿原考古学研究所元副所長)から

考古学の道に進まれた経緯や泉大津高校での森先生

との出会いとその教えからメモ(記録)をすることの

重要性が語られました。

また、高校時代は英語が苦手で自信を失いかけたが

得意の日本史に磨きをかけることで、その後の

自信と進路につながった話などを披露されました。

【講演Ⅱ「須恵器の編年と森浩一先生」】

 山田邦和・同志社女子大学教授からは

須恵器と森先生との関わりやその発掘の経緯等の

説明がありました。また、森先生の須恵器編年史

の未完の部分を地歴部に託される呼び掛けもありました。

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【鼎談】 <写真右より>天野幸弘様(元朝日新聞編集委員)

の司会で、杉本憲司様(佛教大学名誉教授)、田中英夫様

(橿原考古学研究所共同研究員)と宮川 渉様(歯科医師、

同上共同研究員)<下の写真>から中学校での出会いや

発掘でのエピソード等が語られました。

奥様の淑子様(本校の元体育科教諭、バスケット部顧問)

久々に訪れた泉大津高校の当時の思い出や

森先生との出会いのお話しがありました。

最後に、地歴部OBの和田様からは、古墳のパトロールのお話し、

森先生との懐かしい思い出が語られました。

第4回はH30年8月6日、愛知県春日井市での開催予定です。