本日、人権講演会が行われました。シンガーソングライターの悠以さんの講演&コンサートです。講演では、性同一性障害の自身の子どもの頃に感じていた違和感や高校時代の体験としてご苦労されたこと、高校卒業時にカミングアウトしたときの様子などこれまでの体験を丁寧にお話しされました。高校卒業後、お母様により悠介から再度名付けをしてもらい戸籍上改名、以降本名の悠以で活動されていること、シンガーソングライターとして歌に想いを込めて活動されていることなどをお話しされました。コンサートでは、男声と女声を巧み操る素晴らしい歌声を聴かせていただきました。「スタートラインに立っている人はスタートを切ってください」、「もし周りにスタートラインに立てていない仲間がいれば手を差し伸べてください」、「みんながスタートラインに立ってスタートし、自分らしく生きれる社会になればと思います」と語られた悠以さんのメッセージは生徒たちの心に響いたことと思います。