4月2日(木)、本年度の「総合的な探究の時間」の実施に向けて教員研修を行いました。経済発展と社会的課題の解決を両立する新たな未来社会「Society5.0」を迎えるにあたり、生徒に育みたい力をイメージするためのビデオが上映されました。73期探究主担の先生からは、「大人との出会い・つながりから自身の生き方・あり方を考えること」、「担当者は、共同的学びを支えるファシリテーションを大切にすること」、「他者に想像力を持って解決策を生み出すデザイン思考や納得解をつくるコミュニケーション能力を育成すること」などの説明がありました。そして、地域課題の解決を通じ、体験と実践を伴った学びから21世紀型のスキルを育む本校の探究の時間の未来予想図が示されました。74期探究主担の先生からは、74期の取り組みと観点別評価の実施についてのお話しがありました。各単元でのルーブリック(評価基準を示した表)が示され、指導と評価の一体化としての評価の難しさなどのお話しもありました。まとめとして、首席の先生からは、探究学習の共通理念として「学年外・学外との交流」、「考えるをサポート」など抑えるポイントが話されました。