7月14日(日)久宝寺球場において、大阪府予選大会がありました。
小雨が降る中、試合が始まるとすぐに雨は上がり、たくさんの保護者やOBたち、同級生や先生が応援に駆けつけていました。
試合開始、1回表から出塁し、チャンスはありましたが得点には至らず。
1回裏、本校のエースは1年生で、なんかふわっとした球を投げてるけど大丈夫?という不安をよそに、しっかり打たせて取るピッチングで、ランナーを出すも1点に抑えていました。
5回表、2アウトランナーなし、打順が先頭に戻り、1番がヒット、2番がデッドボール、3番が内野安打で満塁とし、ここでキャプテンが右中間にクリーンヒットを放ち、2人がホームイン、2-1と逆転しました。
なんと、3年生4人が、2アウトからもぎ取った得点です。
スタンドで見ていた保護者のみなさま、OB、友人、教員など、大歓声をあげました。
その後再逆転され、残念ながら負けてしまいましたが、見せ場も多く、はつらつとした守備でいい試合でした。
当然本人たちは勝ちたかったと思いますが、見ている私たちにこれだけの感動を与えてくれたことに感謝します。最高にかっこよく、すばらしかったです。
保護者のみなさまの近くで、いろいろな声を聴きながら観戦させていただき、みなさまの愛情がひしひしと伝わってまいりました。
3年生の保護者のみなさま、おつかれさまでした。1,2年生の保護者のみなさま、今後ともよろしくお願いします。
終了後、監督から、「この学年は本当にいろいろな人に支えてもらった学年。ここまでがんばって来れたのは、練習試合に力を貸してくれたOBや、助っ人に来てくれた生徒、1,2年生のおかげ。こんなチームは初めてだったけど、本当に支えてもらって、こんないい試合ができてよかった」とお言葉がありました。
火曜日に校長室を尋ねてくれた3年生5名にインタビューしましたので、披露します。
・勝ち切ることができなかった。1回は逆転したのに取り返されて、流れを持っていかれた。でも、全員でやることをできた。
・試合には負けたけれども、楽しんでできた。
・3年生4人で取った2点、うれしかった。
・いろいろな人に支えられて、楽しい高校野球だった。5人で最後までできてうれしかった。
・部員が少なくて、途中から入部した子も含めて部員4人、マネージャー1人、合同チームになるかもと心配したけど、1年生もたくさん入ってくれて、試合することができたことはありがたい。
・マネージャーをして、人として成長できた。最後にベンチでスコアを書けてうれしかった。
5人の生徒と長い時間話しました。キャプテンが「勝ち試合のスコア書かせてあげたかった」と悔しそうに言ってたのが印象的でした。
3年間続けたことは、本当に人生の宝物となるでしょう。お疲れさまでした。
これから1,2年生は自分たちのチームを作り、がんばっていくと思います。応援よろしくお願いします。