生徒数の減少もさることながら、野球人口も減り続けています。
中学校軟式野球部員に、（公立）高校の野球部に入部してもらう為に、中高の交流を行っています。
高校顧問による講習会を通じて高校野球を身近に感じると共に、泉南地区の先輩（高校生）の姿を見せ、中学生に高校野球への夢と希望を抱かせる場とすることを目的としています。
今年は、コロナ禍の影響で４年ぶり７回目、前日までと打って変わっての極寒の中での実施となりました。
前夜の雨の影響が残っていましたが、会場の岸和田産業高校の部員を中心に、高校生によるグラウンド整備のおかげで、何とか実施することができました。
高校参加校は、和泉高校、貝塚南高校、岸和田高校、岸和田産業高校、近代泉州高校、久米田高校、佐野高校、岬高校、りんくう翔南高校の10校。
本校部員も３名が模範選手として、守備や打撃を見せると共に、中学生への指導も行っていました。
中学生も１～３年生の100名弱が参加し、ポジション別（投手・保守・内野手・外野手）に分かれての講習会で、数多くの知識を吸収していました。
教わる側は勿論のこと、教える高校生側にも教える難しさを感じたり、他校の選手と情報交換ができたりと、貴重な学びの場となりました。
中高生それぞれがチームに帰って、今日の経験を伝えて、中高の野球がより盛り上がってくれることを期待しています。