第63回 新人大会 結果報告

皆様ご無沙汰してます、いかがお過ごしでしょうか。節分が過ぎ、春めいてくる今日この頃...といきたいところですが、今年は寒い日と暖かい日の差が大きく、体調管理に気が抜けませんね。皆様も十分、体調面にお気をつけください。

さて、今回は2016年の最初に行われました公式戦「第63回大阪高等学校新人大会」の結果をご報告させていただきます。

前大会の恩恵があり、南地区でシード権を戴いての挑戦。この南地区ではウルトラスーパー強豪校はいないものの、強豪の私学と実力のある公立高校がひしめいており、どこが勝つかわからない状況でした。

まだまだ力が伸びていない私どもにとっては、数多く公式戦を経験することが成長促進につながります。ひと試合ずつ集中力を高め、最大5試合できるよう頑張ろうと言っていました。

選手の目標は「南地区で2位」「中央大会でベスト16」でした。力のある私学は左ブロック。そこには勝てないが、それ以外のチームには負けたくないという気持ちだったのでしょう。ちなみに私は選手を集めている学校には負けたくないのです...!

さて、結果報告です。

南地区大会                          中央大会

 2回戦    金岡 62-40 清明学院        1回戦    金岡 51-45 河南

 3回戦    金岡 89-21 合 同          2回戦    金岡 18-100 大阪桐蔭

 4回戦    金岡 57-50 高 石

 準決勝   金岡 37ー42 堺 西

3位決定戦  金岡 29ー61 賢明学院

ということで、目標には届きませんでした。結果は「南地区4位」。

準決勝の堺西戦。「追い上げ⇒逆転」ペースだったのに、追いつくこともできずじまい...。リードを許しながらも私は「どう追いついてくるのか」を非常に楽しんでいたのに...。私なりの感想は「不完全燃焼」です。やるしかない状況なのにやりきれなかった感じ。5点差に詰めてからは、ん?誰と戦ってるねん?非常にふわっとした印象でした。一球のボールに集中・状況判断・シュート・思い切りのよいプレイのため究極に神経を研ぎ澄ます。そんな中で負けてしまったのであれば納得もいくのですが...。接戦を制するときは特に選手の力が大きく伸びるチャンスだったので是が非でも勝ちたかったところですね。

保護者の方すみません。娘さんが頑張っているのにこんなコメントで...。というか、お時間がありましたら、練習を見に来てくださいね!大歓迎です。私のこのコメントもきっとご理解いただけると思います。選手に逃げ場を作らせず一緒に戦いませんか(笑)?これは冗談ですが。

中央大会ではなんとか一勝を挙げ、目標である「ベスト16」を果たし、インターハイ予選のシード権を獲得しました。

大会が終わり、選手たちの表情を見ていると「悔しさがにじみ出ている者」がいれば「安堵感で気の抜けた者」「自分で勝手に納得している者」が居りチーム内での温度差を感じました。指導者側は「これからどうすべきか」の話を必ずしますが、選手たちはどう受け止めているのでしょう。前者は意識を高く持ち、次の大会にはどんな選手になっているか期待がもてる練習をしています。後者は残念なことに変わらないんですね...。そうやって今までも成長のチャンスを逃してきた、もしくはチャンスに気づかなかったのでしょうか。本当に残念...。ケガをして動きたくても動くことができない2年Kに叱られますよ!

Kは復帰に向けて頑張ることを決意してから少し変化しましたね。今までになく声を張り上げるようになりました。一時期は...当然ですが全く元気がない状態で(本人はそんな素振りを見せないが)どうしてやることもできませんでした。わずかでも復帰の望みがあるのならと、手術日を繰り上げてもらい復帰に向けて現在戦い中です。 '信じれば叶う' 必ず復帰できると信じてますよ!頑張れ!!

今大会のまとめ。「結果が出んのは努力が足らん証拠。自信・納得がいくまでやり抜きなさい」「自分のアカンところと一度本気で向き合い、変わりなさい」 次に向けて頑張りましょう選手たち!これでダメなら次の1年に頑張ってもらいますよ(笑)!  

 心が変われば態度が変わる 態度が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる    習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる 運命が変われば人生が変わる 

これは金岡高校男子バスケットボール部前顧問のH先生に教えていただいたものですが、選手たちにも知ってもらい、深く考えて欲しいので一度話をしたいと思います。

さあ、次の大会まで約3ヶ月。「早く試合がしたい」「試合が楽しみ」といったチームに成長を遂げているか?! 乞うご期待ください。