平成30年12月19日 <行事食・冬至> <郷土料理・山梨県>
献立:ごはん、ほうとう、切り干し大根のごまず和え、海苔の佃煮、牛乳
今年の「冬至」は12月22日です。「冬至」とは北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなる日のことです。
冬至の日には「かぼちゃ」を食べ、「ゆず湯」に入る風習があります。かぼちゃを食べるのは、「ん」がつく物を食べると運が良くなるという言い伝えがあったためと言われています。(かぼちゃ=なんきん)
また、かぼちゃはビタミンAやカロテンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。「風邪をひかないように」という願いも込められていると言われています。
この日は山梨県の郷土料理「ほうとう」がでました。「ほうとう」は中国から伝わった小麦粉でつくる「はくたく」というお菓子だと言われています。また、武田信玄が戦で食べていた陣中食であり、自らの刀で具材を刻んだことから「宝刀(ほうとう)」名づけられたという説もあります。平たく伸ばした麺にかぼちゃなどの野菜を入れて味噌仕立ての汁で煮込んでいます。体が温まるお料理です。「ほうとう美味しい!」というお声をたくさんかけて頂きました。
☆本日のほうとうの具材☆
「めん・かぼちゃ・とりにく・さといも・ほししいたけ・ねぎ・にんじん」などたくさんの食材が使われています。
2学期も無事終えることができました。ありがとうございました。来年も安心安全な給食をめざして頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。