今日の1限目に2年生の数学Cの授業を見学に行きました。勉強していたのは平面のベクトルで、位置ベクトルを用いて内分点・外分点を表すという内容です。ベクトルといえば数学Bというイメージが強いのですが、新課程から数学Cに移行しました。ということで、今後はベクトルを習わずに高校を卒業する生徒が増えそうですが、それで大丈夫なのでしょうね。
さて、この「内分・外分」ですが、内分点は大丈夫なのですが、外分点はいまだによく間違います。でも本校の生徒たちならそんなことはないのかなと思って授業を見ていたのですが、優秀な北野生といえどまだ完璧ではないらしく、「どっちやったっけ?」とお互いに確認する声がちらほら聞こえました。
昼休みに校長室で理科関係で優秀な成績を収めた生徒の顕彰を行いました。まず日本天文学会のジニアセッションに参加を認められた3年生のM君とY君にハナニラバッジを贈呈しました。二人ともここからは大学入試に向けて忙しくなると思いますが、また大学に進学したら自分の興味のあることに対する研究を続けてほしいと思います。
続いて2年生のSさん。昨年もCERN主催の国際コンテストで優勝するなどすごい実績を上げましたが、今年は今月行われた全国予選を勝ち抜き、7月末にマレーシアで行われる国際原子力科学オリンピックの日本代表に選ばれました!すごい!日本代表に4人選ばれたうちでただ一人の2年生ですからさらにすごい!世界大会でも入賞したいと抱負を述べてくれましたが、そうなるよう私も心から願っていますし期待もしています。Sさん、頑張ってくださいね。(詳しくは「国際原子力科学オリンピック(INSO)ポータルサイト」をご覧ください。)
4限目も2年生の数学の授業を見学に行きました。こちらのクラスは「加法定理」について学んでいましたが、難しすぎる3年生の授業を見学した後に2年生の授業を見学するとホッとします。と言っても私に問題が解けるわけでもないのですが(笑)。「加法定理」といえばよく語呂合わせで覚えたりしますが、今日の授業でも先生から覚えるように言われていました。ネットで調べるといろんな語呂合わせがあるのですね。2年生の皆さん、ちょうど先日見学した3年生の授業でも加法定理を使っていました。この先に絶対に必要になることなので、今から完璧に身に付けておいてくださいね。
【おまけ】最近は朝日が昇るのがずいぶんと早くなりました。半月ほど前からですかね、鳥飼大橋の上流で大阪大学の、豊里大橋の下流で神戸大学のボート部が練習しているのが見えるようになりました。時間で言うと5時半とかですが、こんなに朝早くから練習して、そこから大学に行って勉強するのですから本当に偉いと思います。大阪大学はまだしも、神戸大学なんかはずいぶん遠いですよね。あと、いつも「この中に北野や生野の卒業生はいないかな」なんて思いながら練習を見ています。