創立40周年記念式典式辞

本日、大阪府立金剛高等学校創立40周年記念式典を挙行するにあたり、本校一期生の富田林市長吉村善美様をはじめ、近隣の小中学校、府立学校、歴代管理職、学校後援会、同窓会、PTAのみなさま、地域の方々など、多くのご来賓のご臨席を賜りました。

高いところからではございますが、厚く御礼申し上げます。

金剛高校は、「地元の子どもが通える学校を」との願いのもと、1980年に開校しました。以来、40年。本校は「地域社会に貢献する、自立した人を育てる」ことを目標に、多くの卒業生を送り出して参りました。

卒業生たちは、金剛高校を支える応援団として、今もなお、温かいエールを送り続けてくれています。

先月10月19日に行われた学校運営協議会で、中学校長の委員の方が、外部の様々な人から聞く金剛高校の人気のポイントを紹介して下さいました。それは金剛高校の卒業生たちが、自らが金剛高校の出身であることを、公言していることだ、とのことでした。

私は、このお話をお聞きし、この上なくうれしく思いました。と同時に、身の引き締まる思いもしました。

この卒業生たちの金剛高校への思いに応える教育活動を堅持せねば、と心の底から思いました。

また、10月28日、8期生が校長室に訪ねてきました。当時初任で部活の顧問だった私が、金剛に帰ってきたと知って、会いに来てくれたのです。11月1日、本人からメールが届きました。そこには次のように書かれていました。

「私は辛いことがあると金剛高校の校舎を見に来ていました。高校時代は本当に先生方に可愛がって頂き、また友人も多かったため、良い思い出しかありません。当時、家のことで苦しんでいた私は学校に来ると癒されていました。」

「私が卒業後、進学出来たのも、先生方が好きだから、勉強も頑張れたからだ、と思っています。」

みなさん、これが金剛高校です。

この金剛のよさを引継ぎ、次のステージに向け、大きくJUMPする、その思いを新たにすべく今日の40周年にしたいと思います。

これまで金剛高校を支えていただいた全ての方々に感謝申し上げるとともに、バトンを引き継ぎ、新たな一歩を踏み出すことを決意し、私からの式辞といたします。

本日は、ありがとうございます。

令和元年11月15日

大阪府立金剛高等学校

校長 上本 雅也

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