平成30年11月16日号

 あんなに暑かった夏も終わり、秋から冬に向け、季節は進んでいます。1年を24等分して約15日ごとに分けた季節のことを「二十四節気」、さらにこれを約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるものが「七十二候」です。二十四節気が古代のものがそのまま使われているのに対し、七十二候は何度も変更されてきました。       

 11月にある「二十四節気」は、立冬と小雪で、「七十二候」は、楓蔦黄(もみじつたきばむ)と山茶始開(つばきはじめてひらく) 、地始凍(ちはじめてこおる)、金盞香(きんせんかさく)、虹蔵不見(にじかくれてみえず)、朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)です。

 明日、17日は金盞香(きんせんかさく)で、水仙の花が咲き始める頃。キク科のキンセンカとは異なります。昔、中国で水仙の花の黄色い部分を黄金の杯に、また白い花弁を銀の台にたとえ、「金盞銀台(きんせんぎんだい)」と呼んだことが別称の由来だそうです。

もみじ特別時間割スタート  

 今週からもみじ特別時間割が始まりました。もみじフェスタ本番は12月1日(土)です。その日に向けて子どもたちは、一生懸命に練習をします。それぞれどんな演し物か楽しみですね。たくさんの方々に見ていただけることで、子どもたちも達成感や充実感をより一層感じることができますので、よろしくお願いします!!

人権に関する出前授業

 本校では、3年前より箕面市立小学校を対象に人権に関する出前授業を行なっています。今年度は、 ■5/24箕面市立萱野東小学校(2年生131人) ■10/22箕面市立南小学校(5年生75名) ■11/5箕面市立西小学校(4年生138名) ■12/17【予定】箕面市立豊川北小学校(5年生74名)で実施し、約420名の児童を対象に実施しています。子どもたちは、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』の詩から「みんなちがって みんないい」という意味を考え、話し合い、考え方や見方などの多様性について学びます。今後の友だちや社会とのかかわりの中で「多様性」を認めることができるように話をしています。また、同じ箕面市内で学ぶ箕面支援学校の施設設備紹介や、授業の様子も伝えています。本校のことを知っている児童や知らない児童がいる現状の中で、人権出前授業を通して、小学校の児童から「箕面支援学校に行ってみたい・会ってみたい」の感想が多く寄せられています。

芸術鑑賞会  

 11月7日(水)に芸術鑑賞会がありました。児童生徒は、One By One(ワン・バイ・ワン)の方々の演奏を聴いたり、曲に合わせて一緒に楽器を鳴らしたりして楽しみました。保護者の方も来校され、素敵なひと時を過ごしていただきました。音楽・・・目に見えない空気の振動の集まりが、癒しや元気をくれ、豊かな心を育む。その力の偉大さを感じる時間でした。

授業アンケート ご協力ありがとうございます  

 各学部 参観週間を終え、授業アンケートに多数ご協力いただきありがとうございました。まだ、手元に用紙をお持ちの方は、年間を通じてご提出いただけますので、今後もよろしくお願いいたします。