第1回学校協議会報告

平成28年度 大阪府立箕面支援学校 第1回「学校協議会」報告書

日 時

平成28年6月27日(月) 10:00~11:30(本校校長室にて)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出席者

協議会委員

職名等

学校事務局

校務分掌等

藤江 康彦

東京大学大学院教育学研究科

教職開発コース 准教授

大角 正弘

校長

岡本 民江

吹田市立こども発達支援センター

わかたけ園 園長

早野 眞美

教頭

阿久根 賢一

社会福祉法人「福祥福祉会」理事

平井 晋也

教頭

西村 金吾

本校第7代校長

山﨑 靜一

事務長

丸橋 正子

大阪府池田子ども家庭センター

地域相談課 心理総括主査

藤嶋 耕治

首席(小学部付き)、

事務局長

渡邉 千鶴

平成26年度本校PTA会長

西森 勢記

首席(中学部付き)

 

 

 

植野 耕司

首席(高等部付き)

 

 

松本 泰輔

首席(高等部付き)

 

 

川村 朋子

小学部主事

 

 

 

大竹 敦久

中学部主事

 

 

 

稲野 早苗

高等部主事

おもな

テーマ

「学校経営計画について」

 

 

 

協議内容

の概略

1.学校長挨拶

2.自己紹介

3.学校協議会について

4.本年度会長選出

5.学校概要

6.諮問事項

・平成27年度学校経営計画について

7.事務局より諸連絡学校長挨拶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

協議内容

質疑応答

提言等

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

協議内容

質疑応答

提言等

【学校経営計画について】

(*校長より今年度の新たな取り組みの説明や、学校の状況についての報告)

 

*今年度より「全校校時を統一」している。(教室の有効活用のため)

*昨年度より研究授業にて「キラキラシート」(キャリア教育の4観点)を活用している。

*「開かれた学校づくりに」関して、学校ホームページに対するニーズの把握と充実。

*個人情報に関する資料の誤配布がないよう、学校全体のチェック体制を強化する。

 

 

〈A委員〉

・若い教員への研修に力を入れているということだが、例えば、他の障がい種別の学校から異動してきた教員への研修体制はどうなっているのか?子どもの扱いに慣れていない教員も見受けられるので、保護者としては不安を感じる場面がある。

 →校内で新転任者への研修(1学期中心に10回程度)を行っている。

 →ユニット研修といって、1~4年目の教員、授業に入っている教員など、12名ぐらいで指導法や児童生徒への見立てなどについて話し合う研修も行っている。

 →研究協議後はペーパーでの情報共有を図っている。

→肢体不自由校では留意しないといけないことが多岐にわたるため、事故がないように気をつけて取り組んでいきたい。

→全校校時を統一したことで、他の授業の見学がしやすくなっている。互いの授業を見る中で、教員のモチベーションを高めていけると考えている。

・キャリア教育の4観点について。児童生徒の変容についての見極めは誰がするのか。

 →授業の中での変化を教員が見る。

→キャリアプランニングマトリックスは、授業の中のプランニング。

 →まだ教員全体に共有できていないところがあるだろうが、今後も共通した観点を持ち、計画を作り、実践していく中で、共有していくことが大切だと考えている。

 

〈B委員〉

・講師(臨時的任用)の教員に対する研修は?

 →非常勤の教員に対して研修を行うのは勤務時間の制約があるので実施は難しい。授業に入っている他の教員からサポートしてもらう。

 →常勤の教員は教諭と同じ条件で研修を受けることができるので、研修は受けている。

 →本校では、ベテランの自立活動担当教員が2年前から「自活ニュース」を活発に発行している。自立活動における指導のポイントを教員向けにペーパーで示すことは有意義である。教員のモチベーションを高めること、自発的な学びを促すことも大切な要素ではないかと考えている。

・キャリアプランニングマトリックスをどう活用していくのか。

 →指導案の中に4観点を落とし込み、これを意識して授業を展開していく。

・子どもを評価するものというより、授業作りのための指標・資料ということなのか?

 →その通り。

・学校全体としてカリキュラムに一貫性をもたせるため、教員が学部をまたがって指導することはできないのか?

 →各教員が所持している免許の問題がある。今年度、中学部から高等部に持ち上がった教員はいる。小6から中1、中3から高1に持ち上がることもできる。

 →教員間の交流があってうまくできる体制。学部のセクト的な要素を取り除いていくことが大切だと考えている。だが、小・中・高・各教科等の専門性とは表裏の関係になるといったことも考えられる。

 

〈C委員〉

・ここ数年で、学校の仕組みとして「新しい教員へのフォローアップ」がしっかりできていると感じられるので安心できる。

・学校経営計画の計画・評価は、あくまでも単年度のものである。何年もの教育の積み重ねの結果として、社会で活躍している方もいるはず。そのような方を含めて、計画に取り入れて長期的な視野でリンクしていってほしいと感じる。

 →進路学習で、卒業生の話を聞く機会がある。

 →卒業生も追いかけて情報発信をしていく事も考える。

・2月頃からこの付近で空き巣が多くなっている。学校は大丈夫か?

 →そういった情報は本校には回っていない。学校はセキュリティがしっかりしている。

 

〈D委員〉

・学校経営計画は良くできているが、まだまだバーチャル的に感じられる部分がある。やはり卒業生のことを取り入れる(この学校でどのようなことを学び、その後の人生にどのような影響を与えているのか等)とよりリアルになってくると思う。

・災害時の対策をしっかりと考えられているので安心できる。

・災害時に備え、例えば、屋上をヘリポートにするということも考えられる。

 →スペースはあると思う。

→最近も熊本で震災があったが、もしここが避難所になった場合、授業をいつ再開するのかといったことは考えておかなければならない。本来であれば、できるだけ早く再開すべきであろう。

 →生徒が在校していないときに災害が起こったらどうするのか、学校に地域の人が来たらどう対応するのか等、課題は考えるといろいろとある。

・様々なケースを考えておく必要がある。

 →学校としても様々なシミュレーションをしておく必要がある。

 

〈E委員〉

・本校から地域の学校にリーディングスタッフが派遣されており、助かっている。地域の学校はリーディングスタッフをとても頼りにしている。

 

〈F委員〉

・ここ数年で学校として着実に成果をあげていると感じる。