第1回学校協議会報告

平成29年度 大阪府立箕面支援学校 第1回「学校協議会」報告書

日 時

平成29年7月7日(金) 13:30~15:00(本校校長室にて)

出席者

協議会委員

職名等

学校事務局

校務分掌等

藤江 康彦

東京大学大学院教育学研究科

教職開発コース 准教授

大角 正弘

校長

岡本 民江

吹田市立こども発達支援センター

わかたけ園 園長

田口 登志子

教頭

阿久根 賢一

社会福祉法人「福祥福祉会」

理事長

平井 晋也

教頭

西村 金吾

本校第7代校長

青木 正文

事務長

中島 淳

大阪府池田子ども家庭センター

主査

藤嶋 耕治

首席(小学部付き)、

事務局長

渡邉 千鶴

平成26年度本校PTA会長

西森 勢記

首席(中学部付き)

稲野 早苗

首席(高等部付き)

高等部主事

植野 耕司

首席(高等部付き)

川村 朋子

小学部主事

福山 大吾

中学部主事

記録

総務部

おもな

テーマ

「学校経営計画について」

協議内容

の概略

1.学校長挨拶

2.自己紹介

3.学校協議会について

4.本年度会長選出

5.学校概要

6.諮問事項

・平成29年度学校経営計画について

7.事務局より諸連絡学校長挨拶

協議内容

質疑応答

提言等

≪学校経営計画について≫

<学校長より>

・平成28年度学校経営計画では特に「専門性と授業力の向上」を評価していただいた。

・平成29年度は「地域への発信」を強化する。

  ①EPSON社の「ゆめ水族園」を実施する。大阪では初である。

   (4市2町の支援学級、近隣支援学校を招待する) 

  ②特色創造PTの「箕面支援特色創造プロジェクト(3ヵ年)」を実施する。

   (屋台を用いたカフェの運営。児童生徒に運営者側、利用者側の体験をさせることで、キャリア教育を落とし込んでいく)

・医療的ケアで成果を上げることができている。

  ①人工呼吸器をつけた生徒の保護者付き添いなしで、東京への2泊3日の修学旅行

   を実施することができた。(阪大病院の小児外科Dr、看護師7名の帯同で実施)

  ②阪大歯学部からの月一回の摂食・嚥下巡回指導を実施することができた。

   →Drへの謝金を予算化することができた。

<A委員>

・「ゆめ水族園」や「どこでもカフェ」の取り組みはすばらしい。

・外に出て行く機会を持つことはとてもよいことだ。

・医療的ケアの充実はすばらしい。卒業後の体制作りということで、各事業所等との連携が必要である。個別のケースを外に向けて一般化していってほしい。

<B委員>

・看護師探しには苦労させられる。

・看護師は結婚出産して一旦退職した後でも復職を考えておられる。しかし、古い知識や手技に不安を覚え、再就職に躊躇される人が多い。

<学校長>

・本校では看護師への研修(再教育の場)を実施している。

<C委員>

・小学部のKIDSによるグルーピングはよくまとまっていてわかりやすい。

・医ケアに関わる看護師確保については当園も苦労している。

<D委員>

・医ケアのため保護者がしょっちゅう学校に呼び出されていたのは遠い昔の話だ。安心して学校に任せられるようになってきている。今後も充実させていってほしい。

<E委員>

・常に挑戦されている姿勢が伺える。

・教員自身も楽しめる取り組みにして、すべての教員を取り込んでいってほしい。

・「どこでもカフェ」の近隣への発信もすばらしい。支援教育対象者が早期から支援学校と接点を持てるようにしていってほしい。

<B委員>

・避難訓練で「実践的な取り組み」とは具体的に?

<学校長>

・火災避難訓練で実際にはしご車を使い校舎からの救出の訓練を行った。

<B委員>

・ストーリーのない避難訓練も必要かと思われるが...。

<学校長>

・本校でも積極的に取り入れている。

<F委員>

・子ども家庭センターの組織は昨年より変わっている。すべての相談を虐待検証の対象としている。療育手帳取得のための年間600件の相談のうち、数%は虐待の兆候が見られる。

・支援学校にも問い合わせをすることもあるがご協力を願いたい。

≪事務局より≫

・次回、第2回学校協議会は11月27日(月)10:00~11:30の予定です。