第3回学校協議会報告

平成29年度 大阪府立箕面支援学校 第3回「学校協議会」報告書

日 時

平成30年2月5日(月) 13:30~15:00(本校校長室にて)

出席者

協議会委員

職名等

学校事務局

校務分掌等

藤江 康彦

東京大学大学院教育学研究科

教職開発コース 准教授

大角 正弘

校長

岡本 民江

吹田市立こども発達支援センター

わかたけ園 園長

田口 登志子

教頭

阿久根 賢一

社会福祉法人「福祥福祉会」理事長

平井 晋也

教頭

西村 金吾

本校第7代校長

青木 正文

事務長

渡邉 千鶴

平成26年度本校PTA会長

藤嶋 耕治

首席(小学部付き)、

事務局長

中島 淳

大阪府池田子ども家庭センター

主査

西森 勢記

首席(中学部付き)

稲野 早苗

首席(高等部付き)

高等部主事

植野 耕司

首席(高等部付き)

川村 朋子

小学部主事

福山 大吾

中学部主事

記録

総務部

おもな

テーマ

「学校経営計画の進捗状況について」

協議内容

の概略

1.学校長挨拶

2.会長挨拶

3.協議

①平成29年度学校教育自己診断結果と本校の課題について

②平成29年度学校経営計画まとめ

③平成30年度学校経営計画について

上記項目それぞれに対する質疑応答、提言

4.事務局より諸連絡

  ④学校運営協議会(平成30年度より)について

協議内容

質疑応答

提言等

①学校教育診断について

 植野首席により結果報告される。以下質疑応答。

(委員A)なぜ職員のアンケート回収率が100%でないのか。

 →(校長)職員会議後にアンケートを取る工夫をしたが、欠席された職員の方で2名の職員が未提出。理由は不明。保護者の回収率が10%以上あがったことがうれしい。

(委員B)"いじめ"や"医ケア"など、子どもの障がい状態や程度によっては分からなくて答えられない項目がある。生活課程の生徒や重度の生徒以外の生徒たちが置き去りにされている感がある。

(委員C)自由記述する欄などは設けないのか。

 →(校長)ない。自由な声についての窓口は他にもあるので、この調査では設けない。

(委員C)回収率の高さが何より。信頼関係の証であろ。

(委員D)回収率のUPが嬉しい。どういう風に情報が伝わっていくかという流れの把握が重要だろう。否定的な意見もあるだろうが、取りあげるべきか否かという視点も持っておくべき。

(委員E)表記の問題であるが、前年度に比べて○%UP、DOWNと解析するのはどうだろうか。単純に昨年度の数字と並べて表記するだけの方が恣意性を感じない。

(委員F)次年度以降の課題とすべき点としては、先ほど出た「該当する児童生徒でないと分かりにくい」質問について。また、職員の課題意識の中で、論議する時間のことが挙げられているが、これは時間の使い方や働き方改革としての「会議」の性質の変更として話し合っていくべきだろう。意見となるが、まずは、情報の周知と発信が重要で、教職員がまず知り合えるシステムを目指すべきである。

②平成29年度学校経営計画について

 校長より資料に基づき説明がある。以下、質疑、意見。

(委員B)ホームページは面白くなっていると思う。

(委員E)NHKなどのニュースでも医ケアという言葉を聞くようになり一般的になってきた。看護師も今後児童生徒の数に見合った数に増えていってほしい。

(委員D)社会に出る時に医ケアのことをどう繋ぐかということは、私にとってもテーマである。他の職種の方々とどのように良い連携を作っていくかの話。今後も頑張っていただきたい。

(委員F)評価としては◎よりも○が多いが、ここ数年来行ってきた新しい取り組みを継続して行っているところに価値がある。様々なことがこれからも少しずつ広がりを持っていくのではないか。

③平成30年度学校経営計画

 校長より概要の説明がある。

(校長)中期的目標の1(4)キャリア教育コーディネーター~、1(6)「校外学習および宿泊行事全体計画」~、2(2)新学習指導要領に対応した~などを主に据えたい。平成31年度から職員の出張旅費が15%削減になることも決定しているので小学部から高等部に渡る12年間の校外学習や宿泊行事の目的を整理していきたい。また、新学習指導要領の実施(小学部H32、中学部H33、高等部H34)へ向けて教育課程を編成していきたい。

④学校運営協議会(平成30年度より)について

 学校長より資料の説明。

(校長)現在の学校協議会が学校運営協議会となる。具体的な変更点は、保護者や地域住民の方々が学校運営の基本的な方針を承認することと職員の任用に関して意見を言うことができるようになる点である。

(委員F)最後となりましたが、箕面支援学校の取り組みは年を追うごとに充実し、その評価も高いまま継続して取り組んでいただけている。これからも箕面支援学校の取り組みに期待しています。