第1回学校運営協議会報告

平成30年度 大阪府立箕面支援学校 第1回「学校運営協議会」報告書

日 時

平成30年7月6日(金) 10:00~11:30(本校校長室にて)

出席者

協議会委員

職名等

学校事務局

校務分掌等

山本 智子

皇學館大學 教育学部

准教授

早野 眞美

校長

岡本 民江

吹田市立わかたけ園

園長

木村 宗一

教頭

千馬 外代美

本校後援会 会長

田口 登志子

教頭

古川 義文

事務長

(欠席者)

藤嶋 耕治

首席、

事務局長

阿久根 賢一

社会福祉法人 福祥福祉会 理事長

植野 耕司

首席

中島 淳

大阪府池田子ども家庭センター

育成支援課 課長補佐

李 容司

首席(保健主事)

村田 文代

本校保護者

稲野 早苗

首席(高等部主事)

川村 朋子

小学部主事

福山 大吾

中学部主事

総務部(記録)

おもな

テーマ

「平成30年度 学校経営計画について」

協議内容

の概略

1.学校長挨拶

2.自己紹介

3.学校運営協議会について

4.本年度会長および副会長の選出

5.学校概要の説明

6.協議事項

・平成30年度 学校経営計画について

7.事務局より諸連絡学校長挨拶

協議内容

質疑応答

提言等

【校長挨拶】

・今回の地震と大雨による臨時休業措置について。地震による影響について。

・今年度も委員の先生方の貴重な意見を取り入れながら、学校運営にあたる旨の説明。

【学校運営協議会について】

・「大阪府学校運営協議会の運営に関する要綱」の確認。

・「本校学校運営協議会実施要項」の確認。

【本年度会長、副会長選出】

 会長:山本智子委員 副会長:阿久根賢一委員

【学校概要について】

 各学部の概要について、各学部主事より説明。

【学校経営計画について】

<校長より>「平成30年度学校経営計画」についての説明

1.児童生徒の一人ひとりのニーズを踏まえた教育活動の推進に関して

・医療の進歩により、児童生徒の状況はますます重度化・多様化している。それを踏まえて学校経営に取組んでいかなければならないと感じている。

・「個別の教育支援計画」をもとにして、放課後等デイサービス事業所等の関係機関とも連携を取っていきたい。

・「職業コースの充実」について、本校の場合はまだまだ弱い部分もあるので取組みを進めていきたい。

・『どこでもカフェ』は3ヵ年計画で進めており、今年度が2年目となる。今年度は校内でのカフェ実施、そして来年度は校外でのカフェ実施を計画して進めている。今年度の終わり頃に、委員の皆さんにも『どこでもカフェ』の珈琲を飲んでいただければと考えている。

・「効率的・機能的な運営組織の構築」については、会議や研修の時間の確保と職員の休憩時間の確保の問題を労働安全衛生委員会や産業医の意見を聞きながら進めている。

・「校外学習及び泊行事全体計画」はPTを中心に学校として一貫性のある校外行事の在り方を検討している。ただ、来年度以降は学校予算として旅費が大幅に削減される中でどのように取組みを充実させていくかも課題である。

2.支援教育に関する高い専門性と授業力の向上に関して

・教員の専門性をさらに向上させていきたい。本校の教員平均年齢は40歳くらいで、支援教育経験の少ない教員もいる。主に1~4年目の教員を中心に支援教育についての研修・研究授業等を行い、全体として専門性の向上を目指している。

3.保護者や地域に信頼される開かれた学校づくりに関して

・校長ブログでも発信しているが、どんどん増やしていきたい。

・今年度もリーディングスタッフが地域の学校園の肢体不自由支援学級を中心に訪問し、相談支援活動を実施している。

4.人権を守る安全で安心な学校づくりに関して

・人権委員の児童生徒が中心となって「人権」の取組みを行っている。

・今回の地震により、大災害時および非常時の安全対策について多くの課題が見えてきた。現在、安全部を中心にして「危機管理マニュアル」の改訂等を早急に進めているところである。

<委員A>

中期目標1-(6)「校外学習及び泊行事全体計画」のところに出てくる「キャリア発達」とは何か。

<事務局A>

「キャリア発達」とは大きく4つの領域で発達年齢ごとに将来を見据え、生きていく力を身につけていくということであり、「キャリア教育」の観点に立って、継続的に取り組むことで培われるもの。校外学習や泊行事についても、箕面支援学校での小・中・高12年間にわたって「キャリア発達」に応じた行事として計画・実施しようと考えているものである。

<委員A>

説明をしてもらってよく理解できた。ただ、学校経営計画の内容で横文字が多いと理解しにくく感じるのではないか。

<委員B>

注釈を加える等、表現を分かりやすくしてはどうか。

<校長>

「キャリア教育」という言葉に(括弧)付きで注釈を入れたい。

<委員B>

中期目標1-(5)についての説明では「教員の休憩時間確保」に偏っていたように思うが、他校がしている「一斉に教材作りをする時間」のような内容とは違うのか?

<事務局B>

本校では5年前に「組織改編PT」を立ち上げて、分掌業務の整理、会議や研修の時間、教員の休憩時間、教材研究の時間の在り方などを一定整理してきたことを伝えたかった。

<委員B>

放課後等デイサービスとの連携という話が出ていたが、教育と福祉が連携し、どのように充実させていくかは非常に難しい問題ではないかと感じる。近年、公立機関についても出張旅費や諸経費の削減が言われている中、人員の確保も難しい。もう少し放課後等デイサービスとの関係を強めていくには、主治医訪問等で学校が知った情報を保護者の承認のもとで放課後等デイサービスにも伝えて情報を共有していくというところからかと感じる。

【事務局より】

次回、第2回学校運営協議会では、今年度の重点取り組みについて進捗状況をお伝えする。次回は本日の補足資料なども準備する。記録については本校HP、欠席委員の方にも内容をお知らせする。