第1回学校運営協議会報告

令和3年度 大阪府立箕面支援学校 第1回「学校運営協議会」報告書

日 時

令和3年7月6日(火) 10:00~11:00(本校校長室にて)

出席者

協議会委員

職名等

学校事務局

校務分掌等

山本 智子

皇學館大学 教育学部

准教授

早野 眞美

校長

阿久根 賢一

社会福祉法人 福祥福祉会 理事長

栃原 恵

教頭

千馬 外代美

本校後援会 会長

稲野 早苗

教頭

髙田 浩行

宝塚市社会福祉協議会

総合相談支援課長 兼 障害者自立生活支援センター長

古川 義文

事務長

中尾 貴子

本校保護者(PTA会長)

藤嶋 耕治

首席(高等部付)

事務局長

宮脇 敦子

首席(中学部付)

保健主事

米良 知之

中学部主事

(欠席者)

北村 直樹

高等部主事

岡田 美智子

吹田市立こども発達支援センター わかたけ園 園長

(欠席者)

李 容司

首席

養護教諭

下野 広文

小学部主事

おもな

テーマ

「令和3年度 学校経営計画について」

協議内容

の概略

1.学校長挨拶

2.自己紹介(委員および教職員)

3.学校運営協議会について(実施要綱の確認)

4.本年度「会長」および「副会長」の選出

5.学校概要(各学部概要)の説明

6.協議事項

・令和3年度 学校経営計画について

7.事務局より諸連絡 学校長挨拶

※カフェ体験(中学部生徒よりカフェデリバリー)

※会終了後に可能な方のみ校内見学。

協議内容

質疑応答

提言等

【開会、校長挨拶】

今年度、委員の皆さまにつきましては昨年度から継続でお引き受けいただき感謝申し上げます。今年度も学校運営に様々なご意見を頂ければ幸いです。

今年度もコロナ禍での教育活動となりますが、昨年度からの学びを保障していくために「できること」を考え、教育活動を充実させていきたいと考えています。

【自己紹介(委員および教職員)】

【学校運営協議会について】

「本校学校運営協議会実施要項」の確認。

【本年度会長、副会長選出】

会長:山本 智子委員、 副会長:阿久根 賢一委員が選出。

<山本委員より一言>

今年度も引き続きよろしくお願いいたします。

<阿久根委員より一言>

 今年度もよろしくお願いいたします。

【学校概要(各学部概要)について、各学部主事より説明】

【学校経営計画について校長より説明】(※詳細は本校ホームページに掲載)

1.「一人ひとりの教育的ニーズを踏まえた教育活動の推進」に関して

2.「支援教育に関する高い専門性と授業力の向上」に関して

3.「保護者や地域に信頼される開かれた学校づくり」に関して

4.「安全で安心な学校づくり」に関して

【『スヌーズレン』の取り組みについて担当首席より説明】

【質疑・応答】

<委員A>

日頃から先生方の取り組みに感謝している。今年度については、プール学習を実施していただき、心強く感じている。

『スヌーズレン』の取り組みについても、年々パワーアップしていると実感するとともに、先生方の手作り力に感心している。とても感謝している。

コロナ禍において、何事においても「できない」ということは簡単だが、子どもたちは今を生きているので、子どもたちにとっては今が大切であり、学校としても「どうすればできるか」を検討していただき、親としてできる努力をしていきたいし、先生方とも協力していきたい。

<委員B>

今年度の校外行事について、実施状況を教えていただきたい。

→(事務局A)緊急事態宣言期間中については「中止または延期」としている。泊を伴う行事について、中学部と高等部については2学期に延期となった。小学部宿泊は7月に実施予定である。

<委員B>

高等部生徒の進路に向けた実習の実施状況について教えていただきたい。

→(事務局B)緊急事態宣言期間中は中止とし、レッドステージの場合は、受け入れ先事業所と保護者とで協議の上での実施となっている。今年度の高等部3年生については、昨年度に実習を実施できていないため、今から急ぎで実習予定が入っている。

<委員B>

 医療的ケア児の支援に関する新たな法律が9月に施行されるとのことだが、どのような内容か教えていただきたい。

→(校長より)「医療的ケア児支援法(医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律)」について説明。

<委員C>

コロナ禍で、サービス利用の調整が必要な家庭・ひとり親家庭等に向けた支援の状況が分かれば教えていただきたい。

 →(校長より)校内支援として、首席・LS・部主事が中心に、相談支援員・関係事業所とのケース会議を定期的に開催して対応を検討・支援しているケースが多い。大きくは、現在必要な支援の検討と、卒業後の進路に関る支援の検討とがある。

 →(委員D)保護者と相談支援事業所とのスムーズな連携に向けて、保護者と相談支援事業所とをつなぐために、ケースによっては学校が調整に入って役割を果たす必要がある。

<委員E>

 この間、『どこでもカフェ』でのキャリア教育充実、『パワー自立活動』、『スヌーズレン』の取り組みについて、先ほども「心・技・体」と表現されていたが学校として、一貫性のある体系的な仕組みができていることが感じられた。また、コロナ禍において、ICT活用についても積極的に進められているとのことで、今後も教育におけるICT活用は有効な手段となるのでさらに進めていってほしい。

<委員D>

 子どもの夢や希望や願いが入るような形で先生方がご努力されていることが伝わってきた。各委員のご意見にもあった通り、取り組みが年々深まっていることに感心している。自立活動の取り組み充実についても、アクセスしやすい環境づくりが進められている。また、生涯スポーツ器具を整備していくということで、スヌーズレンの取り組み充実についても「リラクセーション」という視点だけでなく、「感覚を高める」「主体性を高める」といった教育カウンセリング的な視点が取り入れられていることが非常に良いと感じている。今後の学級集団は、生活集団ではなく学びの集団になっていくであろうし、その時に障がいの有無にかかわらず教育カウンセリング的なものが指導の柱になっていく時代だと思っている。

今後、教師の役割は、「本当に子どもの願いを理解しているか」という点を日々の取り組みの中で捉え直す作業が必要だと思っているし、私自身も先生方の教育活動を応援できればと思っている。

【閉会、校長挨拶】

 今回は貴重なご意見、励ましの言葉をいただきありがとうございました。今年度よろしくお願いいたします。

【事務局より】

第2回、第3回の日程についてご確認ください。本日はありがとうございました。