大阪しろなという野菜を知っていますか?大阪しろなは、「なにわの伝統野菜」のひとつで、江戸時代から作られています。天満橋の近くで作られていたことから、天満菜(てんまな)と呼ばれることもあります。 くきは小松菜より白くて太く、火を通すと白菜のようにやわらかくなります。味はあっさりとしているので、つけもの、おひたし、汁ものの具などいろいろな料理に合います。 また、住んでいる地域で育った食べ物を、その地域...
2025年12月23日アーカイブ
あすか汁は、牛乳が入った具だくさんのみそ汁です。奈良県の郷土料理です。給食では、鶏肉や野菜を煮込んで、牛乳と白味噌を入れて作ります。 昔の中国では、牛乳は地位の高い貴族しか手に入れられない大切なものでした。栄養がたくさんあることから、飲み物というより薬と考えられていたそうです。飛鳥時代に中国から来たお坊さんによって、日本に伝わったといわれています。
秋も深まり、学校にある木々も少しずつ色づいてきました。たつたあげは、味つけにしょうゆを使います。このため、油であげるとしょうゆの色が赤茶色にうき出てきます。この様子が、もみじが流れる竜田川に見えることから、たつたあげと呼ばれるようになったそうです。 さわらのたつたあげに、もみじおろしをかけて食べましょう。もみじおろしは、だいこんととうがらしでつくる薬味(やくみ)です。給食では、食べやすいようにとう...
オムレツはフランスの料理です。フランスでは、具を入れずに卵だけで作る、シンプルなオムレツが多いです。 給食のオムレツには、にんじん、たまねぎ、ひき肉などを入れて、たんぱく質やビタミンなどの栄養をプラスし、食べごたえがあるようにしています。また、手作りのトマトソースを別の食缶に入れています。トマトのあまみとすっぱさが、オムレツによく合うので、オムレツにかけて食べてみましょう。