高等部FGグループ 校内・施設体験実習

 

高等部FGグループでは、6月1日(月)~5日(金)の5日間、校内で作業実習に取り組みました。参加生徒は14名で、その内1名は校外の施設での実習を行いました。

実習では、①一定時間集中してまじめに仕事に取り組む、②しんどい仕事にも我慢して取り組む、③作業能力を高める、④仕事のために必要なコミュニケーション能力(あいさつ・質問・連絡・報告・相談などをする力)を育む、などを目標としました。また、作業の内容は、①ペットボトルのキャップを分別して、リサイクルの一翼を担う、②施設(中津更生園)の協力を得て、委託の軽作業に取り組む、③プール学習で使用するバスタオルをたたんで収納する、でした。

 2つの作業グループに分かれて、①~③の作業に取り組みましたが、ペットボトルキャップの分別はここ数年連続して取り組んでいる内容なので、2.3年生には取り組みやすく、また1年生は初めての実習でしたが予想よりもかなり能率よく分別できていました。事後の学習で自分たちが分別したキャップがきちんと利用されていることも理解でき、今後の励みになりました。軽作業では、当初予想していたよりも早く予定の量を仕上げてしまい、あわてて追加の仕事をもらいにいくといった場面もありましたが、タオルのたたみと収納はかなり難しく途中でギブアップした生徒もありました。実習を終えて、自分たちの得意なところ・今後努力すべき課題をそれぞれまとめつつ、今後の実習等につなげていきたいと思います。

  校内実習2.jpg 校内実習.jpg 原宇川さん.jpg 

高等部3年生の生徒1名が、6月1日から6月5日まで、施設体験実習に取り組みました。実習施設は中津更生園。今までの実習場所と比べると通勤時間は短いのですが、今回は教員は送迎と昼食時の見守りだけで作業中の付き添いはありませんでした。わからないことや、困ったことがあれば、自分で周りの方に伝えなくてはなりません。作業はバイアル(薬の容器)の組み立て箱詰め、ネジの計量袋詰めでした。実習先の方からは、自分から必要なことが伝えられるだけでなく、質問にもはっきり答えることができ、また作業も根気よく集中して取り組むことができたとの評価をいただきました。本人も、「次の日はもっとたくさんできるようになる。」と目標を持って毎日作業に励みました。

 

 

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