7月29日(月)に「臨床動作法による身体への教育的アプローチと自立活動での活用の実際」をテーマに自立活動研修を実施しました。講師として、兵庫県立和田山支援学校の柴田泰之先生をお招きし、実技演習を中心に課題設定の仕方や、課題に向けての技法について動作法の観点よりご講演いただきました。
臨床動作法の成り立ちや具体的訓練課題に基づいた実践例、動作法での評価についてお話いただいた後、二人一組で子ども役、教員役にわかれ、身体の触れ方や身体を通じたコミュニケーションを意識しながら実技演習を行いました。「少し痛い」「もう少し強くても大丈夫かな」などお互いの感じたことを伝え合うことで、触れているとき、触れられているときそれぞれの感じ方を知ることができました。
今回の研修を活かし、学校生活の中で児童生徒の気持ちに寄り添いながら身体の状況に合わせてアプローチを行っていきたいと思います。