おはようございます。今回は、容器を振ると様々な色に変化する液体の実験の方法を解説していきます。
①用意する薬品
・水酸化ナトリウム(NaOH)
・ブドウ糖(グルコース)(C6H12O6)
・インジゴカルミン(合成着色料の一種。別名「青色2号」)
⚠CAUTION⚠
水酸化ナトリウムは劇物指定されています。使用時は安全のため、保護メガネ、ゴム手袋、白衣の着用を忘れず、常に安全に細心の注意を払って実験を行ってください。
②原液の調製
まず、水酸化ナトリウムを2g量り取り、水200mlに溶かします。
その後、その溶液にブドウ糖10gを溶かして、空き瓶などの適当な容器に移します。
また、それとは別の容器に10mlの水を入れ、インジゴカルミン0.1gを溶かします。
これで準備は完了です。
③いざ実験!!!
さっき別の容器に移した水酸化ナトリウム・グルコース水溶液に、インジゴカルミン溶液を5滴ほど滴下します。
まんべんなく振り混ぜた後、液体の色が緑色っぽくなっているはずです。さらに、2分以上振らずに静置すると液が黄色になります。これで反応の準備が完了しました。
容器をしっかり密閉した後、軽く振って見ます。
すると、液が赤色に変化しました。
そして、1回目より激しめに容器を振ってみると...
緑色になりました!
これで実験は成功です!
また、緑色になった液は、しばらく静置するとまた黄色に戻るので、何度かこの反応を繰り返すことができます。
みんなもやってみてね!!!()