10月3日(木)に第1学年で進路HRが実施されました。
今回のテーマは「文理選択に向けて」
中間考査や遠足が終わると、1年生はいよいよ文理選択のときがやってきます。
今回のHRでは文理選択に向けて、「そもそも大学とは?」という基本のところから確認していきました。
入試の種別や国公立と私立の違い、授業料や規模感など、
まだまだ知っているようで知らないことが多いと思います。
今回のHRですべてを網羅することは到底無理ですので、今後も折を見て大学について学んでもらい、
自分自身の進路選択として、少しずつ具体化していってほしいと思います。
以前私からは進路を考えるということは「自分の可能性に投資することだ」と伝えさせてもらいました。
今回のHRでも担任の先生からは「文理選択は『将来の夢』に向けての選択だ」という言葉がありました。
「将来の夢」と聞くと重く感じてしまう人もいるかもしれませんが、これからも長く付き合うことになる「自分」ってどんな人か?を考えるきっかけとして考えてほしいと思います。
今回の文理選択のポイントとして以下の4点が挙げられました
1.自分を見つめなおそう →自分のための進路選択!そもそも自分とは?
2.大学について調べよう →同じ学部でも特徴は違う!なぜその大学?
3.職業について調べよう →大学で終わりではない!その先の道は?
4.家族や先生と相談しよう →他者と話すことで気づくことも多い!
とにもかくにも今回の文理選択を機に、一度ゆっくりと自分自身と対話してみてください。
そして、その上で多くの人とたくさん会話をしてください。
今回のHRでも進路の手引きに載っている先輩の合格体験記を読んでもらいましたが、
人一人が直接的に経験できる事柄はそれほど多くありません。
だからこそ他者から経験を譲り受けて下さい。
私は「ムーミン」が好きなのですが、その中に出てくるミイという女の子が次のようなことを言っています。
「逆よ、全く逆よ。自分と向き合うにはひとりになるんじゃないわ。いろんな人と関わりあうのよ。お友達とおままごとしろって言っているんじゃないの。自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。見えてくるわよ、本当の自分が。」
出典がどこなのかはわからないのですが、この言葉が個人的にとても好きです。
自分と向き合うために、いろんな人とかかわり合う。
そうすることで本当の自分が見えてくる。
まだまだたくさんの可能性が隠れているかもしれない1年生の皆さんなので、自分をどんどんと広げて、ワクワクできる人になっていってください。
そして、中間考査まであと1週間です。
2学期は「定着」の「て」です。
この2学期に授業を120%いかす「予習→授業→復習」のサイクルを確立してください。
進路実現を果たした先輩たちはこのサイクルをしっかりと実行できていた人たちです。
決してテストで点を取るためだけの学びにならないように、考査に向けた準備もしっかりと行っていきましょう。